消息不明のロシア・スロヴィキン将軍、写真が浮上 ワグネル反乱後初

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ジョージ・ライト、BBCニュース

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が6月に反乱を起こして以降、公の場で姿が確認されていない同国軍のセルゲイ・スロヴィキン将軍とみられる写真が4日、インターネットに投稿された。

ウクライナでロシア軍の総司令官を務めたスロヴィキン氏は、ワグネルのトップだったエフゲニー・プリゴジン氏と親しかったとされる。プリゴジン氏は先月、飛行機事故で死亡した

スロヴィキン氏については、反乱に加担した疑いで捜査されているとの報道が出ている。

そうした中、同氏を撮影したとされる写真がソーシャルメディアに投稿された。

ロシアの著名メディア・パーソナリティのクセニア・ソブチャク氏は4日、テレグラムにスロヴィキン氏の写真を投稿。説明として、「セルゲイ・スロヴィキン将軍が現れた。生きていて、健康で、家族と一緒にモスクワの自宅にいる。写真が今日撮影された」と書いた。

BBCは、この写真が本物か確認できていない。写真では、サングラスをかけた男性が、スロヴィキン氏の妻アンナ氏に似た赤毛の女性と腕を組んで歩いている。

ロシアのジャーナリスト、アレクセイ・ヴェネディクトフ氏は、「スロヴィキン将軍は家族と自宅にいる。休みを取っており、必要とあらば国防省に出向く」とテレグラムに投稿した。

反乱やめるよう呼びかけた映像が最後

ワグネルの雇い兵らは6月23、24日に短命に終わった反乱を起こした。途中、モスクワに部隊を進めると脅した。

プリゴジン氏は反乱に失敗後、多方面から「歩く死人」と呼ばれた。そのため、8月23日にモスクワ近郊で発生した飛行機の墜落事故で、搭乗していた他の9人ととともに死亡すると、熱を帯びた憶測が飛び交った。

スロヴィキン氏の姿が最後に公の場で見られたのは、反乱の最中だった。当時公開されたビデオの中で、ワグネル部隊に反乱行動をやめるよう呼びかけていた。

しばらくして、スロヴィキン氏が逮捕されたとメディアが報じた。だが、居場所は公式には確認されていない。

同氏はシリアにおけるロシア軍の軍事行動で、残忍さが評判になり、「アルマゲドン(最終戦争)将軍」として知られるようになった。