You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
米ミシガン州知事の拉致を計画、男に禁錮6年3カ月
米ミシガン州の地方裁判所は25日、新型コロナウイルス対策の制限措置に不満を抱き、グレッチェン・ウィトマー州知事(民主党)の拉致を企てた男に、6年3カ月の禁錮刑を言い渡した。
タイ・ガービン被告(25)ら13人は昨年10月、ウィトマー知事の誘拐計画に関与したとして逮捕された。
ガービン被告は禁錮刑のほか、2500ドルの罰金の支払いも命じられた。
ウィトマー氏は昨年、新型ウイルス感染症COVID-19の拡大を防ぐための制限措置を導入した。その多くはすでに解除されている。
13人の中にはミシガン州の反政府準軍事組織メンバーも含まれる。同州ランシングにある州議会襲撃を計画していたが、その後、ウィトマー氏を別荘から誘拐することを企てたと、米紙ニューヨーク・タイムズは報じている。
連邦検察は誘拐を企てたグループのメンバーのうち6人を訴追。ガービン被告だけが罪を認めている。他の7人については、州当局がテロ行為と犯罪組織に関連した罪で訴追している。
収入得られず不満抱く
ガービン被告は司法取引に応じ、計画の詳細を明かした。ガービン被告によると、男6人が同被告の自宅で、ウィトマー氏の別荘を模した「シュート・ハウス」を建てて「銃器で襲撃」する訓練を受けたという。
弁護人によると、ガービン被告は航空整備士としての仕事で収入が得られなくなり、新型ウイルス対策の制限措置に不満を抱くようになったという。
ガービン被告は25日、ウィトマー氏に対し、同氏の家族に「ストレスや恐怖」を与えたことを謝罪した。
知事への脅迫が続く
ウィトマー氏は影響報告書の中で、自分に対する脅迫が続いていると明かした。
「窓の外をみると、自宅から30ヤード(約27メートル)以内の範囲に、重武装の大集団が見えた。絞首刑に処されている私の人形を目にした。数日前のデモでは『魔女を燃やせ』と書かれた看板があった」
ウィトマー氏が感染対策のロックダウンを命じると、州議会議事堂には数千人もの抗議者が集まり、同氏をナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーになぞらえるなどした。