失われた村が「出現」、北イタリアの湖から

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イタリア北部の貯水湖で行われた補修工事の影響で、1950年に沈んだ村の遺構が出現した。

南チロル地方のレジア湖は、湖面から教会の鐘楼(しょうろう)のみがそびえ立つ景観が有名。その底には、水力発電所の建造に伴い人造湖に沈んだクロン村がある。

補修工事のため今月半ば人造湖の水が一時的に抜かれると、14世紀建立の鐘楼の近くで、階段や壁、地下室などの遺構があらわになった。

地元出身のルイーサ・アッツォリーニさんはツイッターで、沈んでいた村のがれきの合間を歩くのは「奇妙な感覚」だと書いた。

地元当局が1950年に2つの湖を合わせて水力発電所を建造すると決定した際、住民の反対を受けたものの、160世帯以上の家屋が人造湖に沈んだ。住民の一部は、近くに新しく作られた村に移住した。

湖は現在は観光名所として人気で、冬には凍結した水面を歩いて鐘楼に近づくことができる。

レジア湖を舞台にしたネットフリックス・ドラマも作られた。