You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
インドネシアの水害、死者113人以上に
インドネシアと東ティモールで4日に発生した鉄砲水と土砂崩れによる死者は、5日までに少なくとも113人に上っている。
被災地域は、インドネシア東部フロレス島から隣国東ティモールに及ぶ。
大雨により広い範囲で道路などが破壊された。ダムからは水があふれ、数千軒の民家が浸水した。
インドネシアで5日までに確認された死者は86人に上っており、数十人が行方不明になっている。当局は、死者数は増えるものと予測している。
インドネシア国家防災庁の広報官は「泥と厳しい天候で困難な状況となっており、大量のがれきが捜索と救助作業を妨げている」と記者団に話した。
同庁の東フロレス担当トップは「多くの人が埋まっているとみられるが、何人ぐらいなのかはわからない」と述べた。
「避難者は広範囲に移動している。各県に数百人いるが、自宅にとどまっている人も多い。薬や食料、毛布を必要としている」
一方、東ティモールの死者は少なくとも27人に上るという。当局者の話として、報道されている。
死者の多くは首都ディリの住民とみられる。
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は、被害者に哀悼の意を表明。極端な天候下では当局の指示に従うよう、国民に求めた。
また、医療支援やインフラ修復などの災害援助が素早く進められるよう指示したと述べた。
被災各地では負傷した人たちが、被害のなかった近隣の村や、病院などの医療機関に移動している。
インドネシアの島々では、雨期には洪水や土砂崩れで死者が出ることが珍しくない。同国の雨期は通常11月から翌年3月まで続く。
今年1月には、ジャワ島の町スメダンで鉄砲水が発生し40人が死亡。昨年9月には、ボルネオ島の土砂崩れで少なくとも11人が亡くなった。その数カ月前には、スラウェシ島でも数十人が死亡する水害があった。
インドネシア災害当局の推計によると、国民の半数近い約1億2500万人が、土砂崩れの危険のある地域に居住している。