イラク北部の結婚式場で火災、死者100人以上

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イラク北部ニナワ州アルハムダニヤの結婚式場で26日夜、火災が発生し、少なくとも100人が死亡、150人が負傷した。

火災が起きた時、会場には数百人がいたとされる。

ニナワ州のハッサン・アル・アラク副知事は、113人の死亡が確認されたとロイター通信に話した。国営通信INAは、死者は少なくとも100人、負傷者は150人に上ると伝えた。

同州知事は、負傷者が州内各地の病院に搬送されたとINAに話した。また、死傷者数は確定しておらず、今後増える可能性があるとした。

出火原因は不明だが、花火が点火された後に火災が発生したとの報道が出ている。

また、会場の可燃性パネルによって火の勢いが強まり、天井の一部が燃えて落下した可能性も指摘されている。

国営通信INAは民間の防衛組織の話として、「火災が起これば数分で倒壊するような可燃性の高い安価な建材が使われていたため、会場の一部が火災で倒壊した」と伝えた。

死傷者に新郎新婦が含まれているかは不明。現地メディアは速報で、2人とも火災によって死亡したと伝えた。通信社NINAはその後、2人が生きており、やけどの治療を受けていると伝えた。

NINAが投稿した写真には、消火活動に当たる消防士数十人が写っている。現地ジャーナリストらがソーシャルメディアに載せた写真では、式場内の焼け跡が確認できる。

消防士らは27日朝、建物の残骸の上に登り、生存者を探した。

「身動きが取れない人も」

結婚式の招待客で、火災から逃げのびたイマド・ヨハナさん(34)は、「ホールから火が噴き出るのが見えた。何とか外に出た人もいたが、出られなかった人は身動きが取れなくなっていた。逃げ出せた人もショックを受けた」とロイター通信に話した。

手にやけどを負った別の招待客ラニア・ワアドさん(17)は、新郎新婦がスローダンスを踊っていた時に「花火が天井に届き、ホール全体が炎に包まれた」とAFP通信に話した。

「何も見えなかった。みんな窒息しそうだった。どうすれば外に出られるのか分からなかった」

州都モスルの東のハムダニヤにある主要病院では、負傷者を助けようと数十人が献血に訪れた。

イラクの首相は、「不幸な出来事に見舞われた人々に救援を提供するため、あらゆる努力をする」よう当局者に伝えたとX(旧ツイッター)に投稿した。