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ヴェトナム南部のカラオケ店で火災、32人死亡
ヴェトナム南部ホーチミン近郊の、カラオケバーなどが入るビルで6日夜、大規模な火災があり、少なくとも32人が死亡した。
地元メディアなどによると、ビルの上階から出火し、客と従業員が閉じ込められたという。
逃げるために2階と3階から合わせて4人が飛び降りた。この4人は負傷したが一命をとりとめた。
火災報知器が鳴り出した直後に消防隊が現場に到着した。出火原因は調査中という。
ヴェトナム公安省の広報媒体「Cong An Nhan Dan」は、男性17人、女性15人の計32人の死亡が確認されたと伝えた。同省によると、出火当時、店内には約60人がいた。
ニュースサイト「VnExpress」は当局者の話として、犠牲者の捜索は終了したと報じた。
公安省は声明で、「バーの2階から出火し、可燃物でいっぱいだった3階に急速に炎が広がった」とした。
火災があったカラオケバー「An Phu」には29の個室があり、ビルの大部分を占めていた。国営メディアは、トイレから8人の遺体が見つかったと報じた。
地元当局によると、建物の約3分の1が延焼した。BBCベトナム語は、建物にはいくつかの装飾品と木製の内装が施されていたと報告している。
火災は1時間弱で鎮火したという。
安全基準に懸念
ベトナムでは近年、カラオケバーでの火災が相次いでおり、安全基準の低さに懸念が高まっている。今回の火災はその中でも最悪の被害をもたらした。
先月には首都ハノイのカラオケ施設で火災が発生し、消火にあたっていた消防士3人が死亡した。
2016年にはハノイの別のカラオケ店で13人が死亡する火災があった。