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英ブリティッシュ・エアウェイズ、さらに1万便を欠航へ 8~10月
イギリスの航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は6日、8月から10月末までの間に予定されていた短距離路線のフライトのうち1万300便の運航を追加でキャンセルすると発表した。同社は前日にも、主に7月中の追加欠航を決めていた。
BAは、「航空業界全体が重大な課題に直面し続けている。顧客にふさわしい確実性を提供するため、当社の運営面での回復力を構築することに全面的に注力している」と説明した。
今回の発表を受け、4月から10月までの間に欠航となるBAのフライトは合わせて約3万便に上ることとなる。
最新の欠航対象には、長距離路線は含まれていない。
BAは予約の変更または全額払い戻しを行うため、利用者と連絡を取っているとしている。利用客も多数、BAに問い合わせをしている。
「電話が殺到している。フライトがキャンセルとなった場合は当社からご連絡します」とBAはツイートした。
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航空業界は新型コロナウイルスの影響で従業員を解雇するなどしたため、旅行需要が回復しつつある今、人手不足に直面している。
英ヒースロー国際空港とガトウィック空港は相次ぐ欠航の影響を受けている。
英運輸省は先月、航空会社にペナルティを科さずに、夏季の運航に不安を抱える航空会社が空港の発着枠を返還できるよう、短い猶予期間を与えると発表。その申告期限は8日に迫っている。
この措置は、夏季の運航スケジュールをより回復可能なものにすることで、フライトの混乱や、キャンセルの知らせが遅れる可能性を減らすためのもの。
通常は航空会社がフライトをキャンセルすると、発着枠を失い、ビジネスが打撃を受ける恐れがある。
相次ぐ欠航
航空業界が混乱に陥る中、夏の繁忙期のフライトをキャンセルせざるを得なくなったのはBAだけではない。
英格安航空イージージェットは人手不足による混乱を最小限に抑えるため、7月から9月にかけて約1万便の欠航を余儀なくされた。
8日の発着枠の返還期限を前に、複数の航空会社がフライトの欠航を発表するとみられていた。
一方、アイルランドの格安航空ライアンエアーは、人員不足による混乱もなく、今夏は全便を運航するとしている。
同社は、発着枠の返還措置について「フライト数の減少と接続性の低下を招き、最終的には競争を阻害し、苦境に立たされているイギリスの消費者に運賃の引き上げを突きつけることになる」とし、支持できないと表明した。
英旅行誌「Which? Travel」のローリー・ボーランド編集長は、今回の欠航決定について、BAが夏季のフライトスケジュールを管理できていないことを示す「非常に不利な告発」のようだと指摘した。
「BAはここ数週間、何千人もの顧客がフライトのキャンセルによる混乱に直面しているにもかからわず、実現できないフライトの宣伝と販売を続けてきた」
「Which? Travel」は、BAが顧客に対して補償を受けられる権利について伝えなかったことや、早期に顧客のルート変更を行わなかったことを理由に、英民間航空局(CAA)に報告したという。
ボーランド編集長は、「BAがこの一連の欠航決定において、法的義務を果たせていないのであれば、CAAは行動を起こさなければならない」とした。