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ジョギング中の黒人青年射殺、ヘイト犯罪でも有罪評決 米ジョージア
米ジョージア州でジョギング中の黒人男性アマード・アーバリーさん(当時25)を射殺した罪で有罪判決を受けている白人男性3人について、同州連邦地裁の陪審団は22日、ヘイトクライム(憎悪犯罪)をめぐる連邦法違反で有罪評決を出した。
アーバリーさんは2020年2月23日、住宅地をジョギングしていたところ、トラヴィス・マクマイケル被告(35)と父親のグレゴリー・マクマイケル被告(65)、この親子の隣人のウィリアム・ブライアン被告(52)に追跡され、射殺された。
今年1月、ジョージア州グリン郡裁判所のティモシー・ワームスリー裁判長は、マクマイケル親子に対して仮釈放の可能性のない終身刑を、ブライアン被告には服役30年後に仮釈放の検討を認める終身刑を言い渡している。
今回の裁判では、白人8人と黒人3人、ヒスパニック系1人からなる陪審団が、5つの連邦法違反の全て起訴内容について被告の有罪を認めた。
うち2つは憎悪犯罪にまつわるもので、3人がアーバリーさんの人種を理由に犯行に及んだと述べた。3つ目は誘拐罪だった。このほかマクマイケル親子は銃器使用に絡んでそれぞれ1件ずつ起訴され、ともに有罪とされた。
3人にはこれらの評決を受け、再び終身刑が言い渡される可能性がある。
またこれとは別に、米司法省も連邦法違反で3人を起訴している。
21日の審理で被告人の弁護士は、3人がアーバリーさんを追いかけたのは犯罪を犯そうとしていると思ったからであって、人種は理由ではないと論じた。
しかし陪審団は、「人種が原因の偏見や怒り」によって3人が犯行に及んだという、検察側の主張を採用した。
メリック・ガーランド司法長官は22日の記者会見で、司法省はあらゆるリソースを使って「憎悪の違法行為に立ち向かう」と述べた。
「アメリカに、憎悪による暴力の脅威を恐れる人がいてはならない。肌の色が原因で、ジョギングに行ったら狙われ、殺されるという恐怖を持つべきではない」
被告3人の弁護人は、BBCの取材に対しコメントを返していない。