英空軍の戦闘機、シリア上空でドローン撃墜 空対空攻撃は40年ぶり

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ジョナサン・ビール、BBCニュース防衛担当編集委員

Typhoon FGR4 jet

画像提供, Getty Images

イギリスの国防省は16日、王立空軍(RAF)の戦闘機「タイフーン」が、シリア上空で「小型の敵対ドローン」を撃ち落としたと発表した。イギリス軍が敵対する航空機を撃墜したのは、40年近く前のフォークランド紛争以来、初めてだという。

国防省は、このドローンは12月14日、シリア南部で武装勢力「イスラム国(IS)」と戦っている連合軍に「脅威をもたらした」と説明。ただし、どの組織がこのドローンを操作していたのかについては言及しなかった。

ベン・ウォレス国防相は、この攻撃により「RAFの空対空攻撃能力が見事に示された」と述べた。

RAFの所有する「タイフーンFGR4」2機は14日、キプロスの基地から哨戒に出発した後、小型ドローンを調査するよう指示を受けた。

パイロットはドローンを特定し、先進短距離空対空(ASRAAM)ミサイルで破壊。現場は、シリアとイラクの国境近くに連合軍が持つアル・タンフ基地の上空だった。

RAFのタイフーンが空対空の攻撃を行ったのは今回が初めて。また、RAFがイラクやシリアの上空で交戦したのも初だったという。

ASRAAMミサイルは音速よりも速く飛び、射程距離は19~24キロほど。

関係筋によると、実際には飛行速度の遅いドローンを視認できる距離での遭遇だった可能性がある。