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米俳優カーク・ダグラスさんがナタリー・ウッドさんを「暴行した」 妹が主張
米ハリウッド女優のナタリー・ウッドさん(故人)が10代のとき、男優のカーク・ダグラスさん(同)に性的暴行を受けていたと、ウッドさんの妹ラナさんが著書で主張している。
自らも俳優として活躍するラナさんの新著「リトル・シスター」は、9日に発売される。
AP通信が発表した同書の抜粋によると、ダグラスさんは1955年夏にウッドさんを襲ったという。ウッドさんは当時、映画「捜索者」を撮影中だった。
ウッドさんとダグラスさんは、ロサンゼルスの有名ホテル、シャトー・マーモントで会ったという。若手女優だったウッドさんの活躍の場をダグラスさんが広げてくれることを願い、ウッドさんの母マリア・ザカレンコさんが設定したという。
ダグラスさんは当時30代で、ハリウッドのトップ俳優の1人だった。「スパルタカス」、「悪人と美女」、「OK牧場の決闘」などの映画で主演を務めていた。
「彼は私を傷つけた」
「ナタリーはだいぶ時間がたってから車に戻り、ドアを勢いよく閉めた。それで私は目を覚ました」と、ラナさんは書いている。
「彼女はひどい状態だった。服はかなり乱れ、とても動揺していた。彼女とお母さんは急いだ様子でひそひそ話を始めた。よく聞こえず、何の話なのかは分からなかった。何か悪いことが姉に起きたようだったが、それが何であれ、私はあまりに若くて知らされなかった」
ラナさんは当時8歳だった。ラナさんによると、ウッドさんと母は、ダグラスさんに襲われたと公に告発すれば、ウッドさんのキャリアが破滅するとの意見で一致したという。
ウッドさんは後年になって、ダグラスさんにホテルのスイートルームに連れ込まれたとラナさんに明かし、「彼は私を傷つけた、ラナ」と語ったという。
マイケル・ダグラスさんが声明
ダグラスさんは昨年、103歳で死去した。ウッドさんを暴行したとのうわさは広く知られており、ダグラスさんが亡くなった時にはウッドさんの名前もツイッターでトレンド入りした。
ダグラスさんの息子で俳優のマイケル・ダグラスさんは、広報担当者を通して声明を発表。AP通信に対し、「二人に安らかな眠りを」と呼びかけた。
ウッドさんは1981年11月、カリフォルニア州サンタカタリナ島で週末のボート旅行中に溺れ、謎めいた状況で死亡した。
当初は事故とされたが、2012年になって死因が「溺れたこと、および他の不明確な要因」に変更された。
ウッドさんの当時の夫ロバート・ワグナーさんは2018年、警察によって参考人とされた。ラナさんを含む何人かは、彼がウッドさんの死に関係していると主張した。