ロス市警、米俳優アーミー・ハマー氏を強姦容疑で捜査 本人は同意ありと犯罪否定

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アメリカの俳優アーミー・ハマー氏(34)が、2017年にロサンゼルスで女性を強姦した疑惑が持ち上がっている。ロサンゼルス市警が今年2月から捜査を開始しているという。

「エフィー」とだけ名前が公表されている24歳の女性が、18日のバーチャル記者会見で疑惑を明らかにした。

ハマー氏は疑惑を否定しており、弁護士を通じて女性の主張は「でたらめで、誤解を晴らす機会を歓迎する」と発表した。

ロサンゼルス市警はBBCの取材に対し、ハマー氏について性暴力の容疑者として2月3日から捜査が始まっていると述べた。

ハマー氏は映画「ソーシャル・ネットワーク」や「君の名前で僕を呼んで」などに出演している。ピクサーのアニメ映画「カーズ/クロスロード」にも声優として参加した。

「私をコントロールしようとした」

ハマー氏を告訴した女性は、権利侵害を訴える女性の弁護で有名なグロリア・オルレッド弁護士と共に記者会見に出席し、声明文を読み上げた。途中で声を詰まらせる場面もあった。

声明文によると、この女性がハマー氏と初めて会ったのは2016年2月、彼女が20歳の時だった。

しかし関係が進むにつれ、ハマー氏は「私を支配しようと、巧妙に私を操るようになった」という。

「私の献身を試そうとしたりして、そのうちに非常に暴力的になり、最終的には私の限界を超えてきた」

「精神的、感情的、そして性的な虐待を受けた」

女性によると、ハマー氏から強姦されたのは2017年4月24日だという。

「アーミー・ハマーはロサンゼルスで、4時間にわたって私を強姦した。何度も私の頭を壁にぶつけ、顔にあざを作った」

「この4時間の間、私は逃げようとしたけれど、彼はそうさせなかった。殺されると思った」

「それから彼は、私の健康状態について何も心配しなかった。愛した人が自分にこんなことをするなんて信じられなかったし、大きなショックを受けた」

その後、女性は自殺願望を抱くようになったと述べた。また、すぐに声をあげなかったことに「大きな罪悪感」を抱いていると話した。

「完全に同意の上の関係だった」

ハマー氏の弁護士を務めるアンドリュー・ブレットラー氏は、BBCへの回答で疑惑を否定した。

ブレットラー弁護士は、ハマー氏とこの女性の関係は「完全に同意の上のもので、事前に話し合い、お互いに合意し、2人とも参加しての行為だった」と述べた。

また、この女性がハマー氏に送ったとされる、極端なセックス行為を提案する内容のテキストメッセージのスクリーンショットを公開。ブレットラー弁護士は、ハマー氏がこのメッセージに対し、そういう関係を続けたくはないとはっきりと回答したと述べている。

「(この女性の)注目を集めたいがための、無思慮な訴訟は、性暴力の本当の被害者が正義を正当に獲得する妨げにしかならない」とも、弁護士は続けた。

ハマー氏は今年1月、ジェニファー・ロペス氏と共演予定だった映画「Shotgun Wedding」を降板。「インターネット上の悪意に満ちたでたらめの攻撃」を理由に挙げている。

また、「ゴッドファーザー」の製作背景を描いたドラマシリーズ「The Offer」からも降板した。

ハマー氏は2020年7月に、テレビ司会者のエリザベス・チェンバーズ氏と離婚したと発表している。

チェンバーズ氏は今年2月に声明を発表し、「あらゆる暴力や虐待の被害者」を支援すると述べた。