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米住居ビル崩落、「劣化が加速」と2カ月前に書簡で警告 管理組合理事長から
米フロリダ州マイアミ北郊サーフサイド市で起きた12階建て住居ビルの崩落事故で、同ビル管理組合の理事長が4月、住民宛ての書簡で、構造上の損傷が悪化していると警告していたことが明らかになった。米メディアが報じた。
24日午前1時半ごろに崩落した住居ビル「シャンプレイン・タワーズ」をめぐっては、サーフサイド市が26日に公表した建築コンサルタント会社の2018年の報告書が、地下駐車場の「多数のひび割れ」など「大きな構造上の損傷」を指摘していた。
新たに明らかになった管理組合理事長の書簡は、2018年に初めて報告された損傷について、「目視で確認可能な損傷」が「著しく悪化」し、「コンクリートの劣化が加速している」と指摘。早急な修理がなければ損傷がやがて「増え始める」だろうとしていた。
また、屋根の損傷についても警告しており、こうした建物の問題を修復するには約1500万ドル(約16億5800万円)がかかると見積もっていた。
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「シャンプレイン・タワーズ」に構造上の問題があったことを示す資料が、次々と浮上している。
崩落事故ではこれまでに少なくとも12人の死亡が確認され、149人が依然として行方不明となっている。
この大惨事を受け、すでに複数の訴訟が起きている。直近では住民が同管理組合に「無謀な過失行為」があったとして提訴している。
12階建ての住居ビルは、多くの住民が就寝中の24日未明、一部が崩落した。
捜索活動は29日に6日目を迎えたが、当局は現在も生存者の救出に力を注いでいるとした。サーフサイド市のチャールズ・バーケット市長は、「誰も希望を捨てていない。誰も捜索活動をやめず、継続している。全力で」と語った。
現在、イスラエルやメキシコからの専門家を含む数百人が捜索活動を支援している。
当局によると、救助隊はがれきを「1つ1つ」取り除き、クレーンや救助犬などを使って生存者を探している。
マイアミ・デイド郡消防署長のアラン・コミンスキー氏は、すでに総重量約300万ポンド(約136万キログラム)のコンクリートが取り除かれたと説明した。
ジョー・バイデン米大統領夫妻は今週後半にも現場を訪れる。
ホワイトハウスのジェン・サキ報道官によると、大統領は現地で救助隊に感謝の意を表し、「恐ろしい悲劇」の影響を受けた家族と面会する予定という。