You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
【2026年サッカー男子W杯】元オランダ代表ファン・デル・ファールト氏、日本代表への差別発言を謝罪
トム・ロスタンスBBCスポーツ記者
サッカー元オランダ代表のラファエル・ファン・デル・ファールト氏は18日、サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会で14日にオランダと日本が2-2で引き分けた試合の中で、日本代表は「みんな同じように見える」と発言したことを謝罪した。
ファン・デル・ファールト氏は14日、オランダのNOSテレビに、同試合の解説者として出演していた。試合終盤、同点ゴールにつながった日本のFW小川航基の走り込みをオランダのDFミッキー・ファン・デ・フェンが見失った場面の後、この発言をした。
現役時代は英プレミアリーグ・トッテナムに所属していたファン・デル・ファールト氏は、ファン・デ・フェン選手の守備を分析する中で、「彼らはみんな同じように見える。もちろん、彼(ファン・デ・フェン)はそう思ったのかもしれない」と述べた。
オランダ代表として109試合に出場し、2010年W杯では決勝でスペインに敗れたチームの一員だったファン・デル・ファールト氏は、この発言が不快感を与えたことを謝罪した。
「誰かを侮辱したり、傷つけたり、差別したりする意図はまったくなかった。私はあらゆる形の人種差別に反対しているし、あらゆる背景、人種、文化を持つ人々を尊重している」
「私の言葉を侮辱的に、あるいは有害と感じた人がいるかもしれないと理解している。その点について心から遺憾に思う」
「私の発言が苦痛や不快感を引き起こしたなら、心から謝罪したい。決してそういう意図はなかった」
スポーツ界の反差別団体「キック・イット・アウト」はファン・デル・ファールト氏を批判し、放送局にもより慎重な対応を求めた。
キック・イット・アウトは、東アジアおよび東南アジアのコミュニティーを支援する英フランク・スー財団と共同声明を出し、「元選手が日本代表について人種差別的な中傷を広め、その後、それを冗談として弁護しようとする姿勢に、大きな失望を覚えている」と指摘した。
「発言に人種差別的な意図がなかったと本人が主張したとしても、その発言は関係者や、より広い東アジアおよび東南アジアのコミュニティーに影響を及ぼし得る。これは、これまで他の選手らに向けられてきた事例からも明らかだ」
「ワールドカップは、世界中で非常に多くのテレビ視聴者を引きつけるため、出演者が言葉に注意を払うこと、そして放送局が出演者に対して責任を持つことが常に重要だ。それには、追加の教育や研修を通じた対応も含まれる」