プラハの大学で銃撃、14人殺害される 観光客多い旧市街

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チェコの首都プラハの大学で21日、銃撃事件があり、14人が射殺され、25人がけがを負った。同国の現代史上、最も死者の多い銃撃事件となった。プラハ警察は22日、容疑者は自殺したと発表した。
警察などによると、銃撃事件は午後3時ごろ、旧市街のヤン・パラフ広場にあるカレル大学芸術学部で起きた。政府は、容疑者の男性(24)が「排除」されたと発表した。
プラハ警察によると、容疑者は大学の屋上で当局に取り囲まれた後、自殺したという。
チェコの警察トップと内務相は21日夜の記者会見で、容疑者が同学部の学生だったと明らかにした。プラハから21キロ離れた村の出身で、容疑者の父親はこの日、死んでいるのが発見されていたという。
動機はまだ分かっていない。
ソーシャルメディアに投稿された劇的な映像では、校舎の縁から何人かが数階下に飛び降りるのが確認できる。銃声も聞こえる。
別の映像には、観光客に人気の旧市街エリアから恐怖におびえた群衆が逃げる様子が映っている。

警察などによると、銃撃が続く間、大学の職員は室内にとどまるよう指示されたという。
カレル大学は1347年に創立。チェコ最古かつ最大の大学で、ヨーロッパの中でも最も古い大学の一つ。
プラハ近郊では先週、森の中で2人が死亡する事件が起きており、警察は今回の容疑者との関連についても調べているとしている。

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学生らは鍵をかけて教室にとどまる
銃撃が起きていた最中、学生らは教室に立てこもっていたという。
学生のヤコブ・ワイツマンさんは事件の最中、「プラハで教室の中から動けなくなっている」、「銃撃犯がドアを開けようとする前に鍵をかけた」とX(旧ツイッター)に書いた。
セルゲイ・メドヴェデフ教授は、銃撃が始まったとき講堂で講義中だったとし、次のようにBBCに話した。
「何か音がして、最初は何が起きているのかよくわからなかった」
「やがて(中略)何か大きなことが起きていると理解した。オンラインではチェコのメディアから情報はまだ何もなかった。それから特殊部隊が突入してきて、部屋を手短に捜索し、外に出て行った。(中略)部屋から出ないよう言われた」
「1時間たって、別の警察隊が入ってきた。私たちを床に寝かせて身体検査をざっとしてから、建物から避難させた」
ロイター通信は、芸術学部の職員宛てに送信された電子メールを確認したとし、「じっとしてどこにも行かないで。オフィスにいるなら、鍵をかけ、ドアの前に家具を置き、電気を消して」と書いてあったと報じた。
観光客らも避難
アメリカ人観光客のハナ・マリコートさんは、事件発生時に家族とヤン・パラフ広場にいたとし、以下のようにBBCに説明した。
「最初の銃声がしたとき、大勢の人が通りを横断していた。爆竹か車の異常かと思っていたら、2発目の銃声が聞こえ、人々が走り出した」
「広場の反対側約30フィート(約9メートル)先の地面に弾丸が当たるのを見て、商店に逃げ込んだ。一帯は封鎖され、何十台もの警察車両と救急車が大学に向かって行った」
イギリス人観光客のジョー・ハイランドさん(18)は、4発の銃声を聞いたとBBCに話した。
「みんな大急ぎで走って避難していた。僕は膝が悪くて松葉づえを使っているので、足をひきずりながらできるだけ急いだ」
チェコのペトル・フィアラ首相は「悲劇的な出来事」だとし、予定をキャンセルしたと述べた。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、「無分別な暴力に衝撃を受けている」とコメントした。










