仏アルプスで雪崩、少なくとも4人死亡 ガイドも犠牲に

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フランス・アルプスで9日、雪崩が発生し、少なくとも4人が死亡した。同国のジェラルド・ダルマナン内相が発表した。

雪崩はフランス南東部モンブランに近いアルマンセット氷河で、9日正午ごろ発生した。

巻き込まれた人々は全員、バックカントリースキーをしていたとみられている。

現場に近いコンタミン=モンジョワ村のジャン=リュック・マテル副村長は、山の頂上部から雪の層が滑り落ち、雪崩が発生したと説明。死者のうち2人は山岳ガイドだとした。

けがをした数人が病院に運ばれた。まだ2人が行方不明のままで、10日に捜索救助犬や山岳救助隊らによる捜索が再開される予定。

雪崩の動画

マテル副村長は、9日朝の危険レベルは「ほどほど」だったと説明。亡くなった地元ガイド2人は経験豊富だったとし、すべての死者の家族に哀悼の意を表した。

ダルマナン内相とエマニュエル・マクロン大統領も同様の思いを表明した。

スキーリゾート「レ・コンタミン=モンジョワ」は、氷河の一部「ドーム・ド・ミアージュ」から巨大な雪の壁が滑り落ちる様子の動画をソーシャルメディアに投稿した。

この動画に映っているのが、死者を出した雪崩なのかは不明。

雪崩を見ていた女性は、アルマンセット氷河の前をハイキングしていた時に異変に気づき、携帯電話で撮影したとフランス・テレビジョンに話した。

「スマホを目の前に構えて、レンズを通してではなく自分の目で見ていたら、突然ものすごく巨大な雲が下まで降りてきて、二つに割れた」とこの女性は言った。

スキーリゾート「レ・コンタミン=モンジョワ」は、整備されたコースの外(オフピステ)を滑る人に対して注意を求めている。

当局は、雪崩がさらに起こる可能性を排除できないとAFP通信に話した。

今回と同じ氷河では2014年にも雪崩が発生し、兄弟2人が死亡している。ともに経験豊富な登山家で装備も十分だった。