You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
米サクラメント銃撃、容疑者1人を逮捕 警察が複数箇所を捜索
米カリフォルニア州の州都サクラメントの繁華街で3日に発生した銃撃事件に絡み、警察は4日、容疑者1人を逮捕したと発表した。この事件では6人が死亡、12人がけがを負っている。
警察は、ディアンドレ・マーティン容疑者(26)を暴行と違法銃所持の疑いで逮捕したと発表した。
現場は州議事堂に近い繁華街。複数人が発砲したとみられている。
当局によると、亡くなったのは、サージオ・ハリスさん(38)、デヴァジア・ターナーさん(29)、ジョシュア・ホイ=ルケイシさん(32)の男性3人と、ジョンテイヤ・アレクザンダーさん(21)、メリンダ・デイヴィスさん(57)、ヤミル・マルティネス=アンドラーデさん(21)の女性3人。アメリカで今年起きた銃撃事件で、最多の犠牲者数となった。
警察によると、事件は3日午前2時過ぎに、市中心部の交差点で発生。複数人が発砲した。亡くなった6人は全員、現場で死亡が確認された。
また、12人が負傷して地元の病院に運ばれた。翌4日までに7人が退院したという。
警察は4日までに、複数の捜索令状を執行した。拳銃が少なくとも1丁、押収された。この拳銃は盗品とみられている。
亡くなったハリスさんの遺族は地元メディアに対し、ハリスさんは陽気で社交的な父親だったと説明。2日深夜にナイトクラブ「ロンドン」にいったまま戻らなかったと語った。
妻のレティーシャ・フィールズさんは地元紙サンフランシスコ・クロニクルの取材で、知らない人物から電話があり、ハリスさんが撃たれたと告げられたと述べた。
「多くの罪のない人が亡くなったようです。私も徐々に受け入れ始めています。11歳の子供にはまだ伝えていません」
ハリスさんと、やはり犠牲となったターナーさんはいとこ同士。ターナーさんの父親は地元テレビ局に、2人は一緒にナイトクラブへ向かったと話した。
「言葉にならないので、ただここにいます。ただ悲しんでいます」
インターネットに投稿された動画によると、レストランやバーの立ち並ぶこの地域では3日未明、銃声が響く直前に騒がしいけんかがあったもよう。
警察は、このけんかが銃撃につながったかどうかは分からないとしている。4日には専用ポータルサイトを立ち上げ、情報提供を呼び掛けている。
ジョー・バイデン米大統領は4日の声明で、「またしても」銃による暴力が「遺族を永遠に変えてしまった。生き延びた人々も、見える傷と見えない傷を抱えてしまった」と語った。
NPO「銃暴力アーカイブ」のウェブサイトによると、アメリカでは年間約4万人が銃の関係する事件(自殺含む)で死亡している。