米サクラメント中心部で銃撃、6人死亡 カリフォルニア州都

Published

米カリフォルニア州の州都サクラメントの繁華街で3日、銃撃事件があり、6人が死亡、12がけがを負った。同市警察が明らかにした。

警察によると、銃撃は3日午前2時ごろ、レストランやバーなどが密集する地域で起きた。発砲音がたて続けに鳴り響き、周りの人たちは急いで通りを逃げた。

容疑者はまだ逮捕されていない。

市警トップのキャサリン・レスター本部長は、付近にいた警官が発砲音を聞いて駆けつけたと説明。「非常に大きな群衆」ができていたとした。

また、「本当に悲劇的な状況だ」と述べた。

現場は市中心部の交差点付近で、近くにはバスケットボールNBAのサクラメント・キングスの本拠地ゴールデン・ワン・センターや、州議会議事堂がある。

被害者家族らの話

パメラ・ハリスさんは、息子のサージオさん(38)がナイトクラブの外で撃たれて死亡したと、娘から午前2時15分ごろに電話を受けたと話した。

ロイター通信によると、ハリスさんは事件現場で、「息子が死んだと娘から聞かされた。私はただ崩れ落ちた」と話した。

「何が起きているのか分かるまで、私はここを離れない。どこにも行かない。夢を見ているようだ」

AP通信によると、ケイ・ハリスさん(32)は寝ていた時に家族の1人から電話を受け、兄が死んだと告げられた。兄のサージオさんはナイトクラブ「ロンドン」にいたとみられるという。彼女は「ロンドン」について、「若者向け」の場所だとした。

地域活動家のベリー・アクシウスさんは、市議会議員から連絡を受けて午前2時半ごろに現場に着いたという。アクシアスさんはCBSニュースに、「全身血だらけの少女や、体からガラスを取り除いている少女、『姉妹(の1人)が殺された』と叫んでいる少女がいた。『息子はどこ? 撃たれた?』と言いながら走って来る母親もいた」と話した。

今回の事件は、銃による暴力や銃規制をめぐりアメリカで続く議論を加熱させるとみられる。

サクラメント市のダレル・スタインバーグ市長はツイッターに、死傷者の人数は把握が難しい状況だと投稿。「銃暴力の増加はこの都市、州、国の災難になっている。それを減らすための、すべての対策を支持する」とした。

NPO「銃暴力アーカイブ」のウェブサイトによると、アメリカでは年間約4万人が銃の関係する事件(自殺含む)で死亡している。