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ブリンケン米国務長官、ウクライナが勝てると確信と
アメリカのアントニー・ブリンケン国務長官は4日、BBCのジェイムズ・ランデイル外交担当編集委員に対して、ウクライナが「時間をかければ、もちろん」ロシアに勝てると確信していると話した。戦争がいつまで続くか分からないが、ウクライナの敗北は決して避けがたいものではないとも述べた。
国務長官は、「ロシア軍が全力をかければ、ウクライナの実力をはるかに上回る」と認めた上で、ウクライナ国民の意志の力を評価。ロシア政府がウクライナ国民の気骨まで屈服させることができないのは、「やがて」明らかになるはずだと話した。
一方で、ロシア軍はウクライナの一般市民に対して「日に日に残酷」な攻撃手法をとっており、その結果、ひどい人的被害が出ていると指摘。「ロシアが各地の基本インフラを狙っているので、一般市民は水や電気や暖房を奪われている。こうした戦い方は残念ながら、悲劇だが、プーチン政権下のロシアのやり方だ。これかさらにその戦い方を見ることになると思う」と述べた。
それでもなお、「もしロシア政府がウクライナの現政権を倒して、自分たちの傀儡(かいらい)政権を作るつもりでいるなら、ウクライナ国民4500万人がなにかしらの形でそれを拒否するはずだ」と長官は述べた。
「この状況がいつまで続くのかは言えない。しかし、自分たちの未来と自由のため情熱的に戦っている4500万人を、ロシアが屈服させらるのか。ロシアがウクライナを完全制服しないまま、そんなことができるのか」
ロシア軍のウクライナ侵攻開始から10日目の5日朝、ロシア国防省は人道的な避難用回廊設置のため、ウクライナ南部マリウポリとヴォルノヴァハの2都市で一時停戦を発表した。ウクライナ側は日本時間午後4時すぎ、一時停戦を確認したと明らかにした。
数日前からロシア軍に包囲されているマリウポリ市当局によると、一時停戦は現地時間5日午前9時から午後4時まで。市民の脱出は午前11時から始まる。一方、砲撃が続いていた南部の港湾都市ミコライウの市長は、ロシア軍を撃退したとしている。
ロシアの政権交代は目指さない=ブリンケン長官
ブリンケン長官はさらに、アメリカ政府はロシアの政権交代は目指していないと言明。「それはまったく我々がやることではない」として、ロシア国民が自国首脳陣の戦争責任を追及するべきだと呼びかけた。
「ロシアの人たちにはこう申し上げたい。この侵略戦争がいったいどうやったら、あなた方の利益の、あなた方が必要とするものの、前進につながるのかと」
アメリカでは野党・共和党の重鎮リンジー・グレアム上院議員が、プーチン大統領の暗殺をロシア国民に呼びかけるツイートをしており、ロシアがこれに強く反発したほか、米政界の与野党関係者からも批判されている。ホワイトハウスのジェン・サキ大統領報道官も4日、グレアム議員の主張は「アメリカ政府の方針ではないと言明した。