カザフスタン騒乱は「クーデターを意図」とトカエフ大統領

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中央アジアのカザフスタンで今月初めから相次いだ騒乱について、カシム=ジョマルト・トカエフ大統領は10日、一連の反政府デモはクーデターを意図したものだったと非難した。内務省は同日、デモに関連して全国で約8000人を拘束したと発表した。

ロシアが主導する旧ソ連諸国の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」のオンライン首脳会議で、カザフスタン各地の抗議行動は「ひとつの中心的存在」によって調整されたものだとトカエフ氏は主張した。ただし、具体的な名指しはしなかった。

「待機していた武装勢力が抗議に加わった。主な目的は明らかだ。憲政秩序を損ない、政府機関を破壊し、権力を奪取しようとしたのだ。クーデターを意図したものだ」とトカエフ大統領は述べた。デモ隊が最大都市アルマトイを標的にしたのは、国の南部と首都ヌルスルタンを掌握しようとしたからだとした。

大統領はさらに、「テロリスト」の追跡を継続中だとし、政府は間もなく今月の騒乱の真相について証拠を提示すると述べた。

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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、カザフスタンが国際的なテロ活動の標的になったと主張。しかし、根拠となる証拠は示さなかった。一連の騒乱に参加した中には、外国で訓練された者もいるとしながら、これについても証拠を示さなかった。

「トカエフ大統領がいま指摘したように、組織化されて明確に管理された民兵集団が使われていた。その中には、明らかに国外のテロリスト・キャンプで訓練を受けた者たちも含まれていた」と、プーチン氏はビデオ会議で他の加盟国首脳に話した。

「我々の内政に国外から干渉しようとする動きは、カザフスタンでの最近の出来事が最初ではないし、最後でもない」とプーチン氏は述べ、さらに中央アジアで革命は一切認めないとも述べた。

「CSTOの対応を通じて、我々はこの地域の不安定化を認めないし、(国外勢力による)いわゆる『カラー革命』も実行させないと、示すことができた」とプーチン氏は強調した。

反政府の抗議行動の拡大を受け、トカエフ氏はCSTOに、抗議行動の鎮圧に向けた支援を要請。ロシア軍をはじめとするCSTOの部隊は6日、カザフスタン入りした

燃料価格高騰への抗議をきっかけに各地で相次いだ反政府デモでは、多数が死傷した。カザフスタンでは10日を全国的な追悼の日にした。

抗議デモの広がりに伴う非常事態宣言と全国的な夜間外出禁止令は、今も継続している。