You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
バスが衝突し炎上、46人死亡 ブルガリアの高速道路
ブルガリアの首都ソフィアで23日未明、トルコから北マケドニアに向かっていたバスがガードレールに衝突して炎上し、少なくとも46人が死亡した。当局が発表した。
当局などによると、バスは満席で、乗客の多くはトルコの首都イスタンブールで週末を過ごしたマケドニア人旅行者だった。
バスはイスタンブールから北マケドニアの首都スコピエに向け、ソフィア南西の高速道路を走行していた。
乗客のうち7人(男性4人、女性3人)だけが燃え上がるバスの窓から脱出し、助かった。その際にやけどを負った。
死者のうち12人は子どもだった。4歳の双子も含まれていた。当局は死者の名前を公表していないが、20~30歳の若者も多数いるとした。
ブルガリア捜査当局トップは、「運転手の人的エラーか車両の不具合」が原因だった可能性が、初期捜査で浮上していると述べた。
また、運転手2人は事故で死亡したとみられ、そのためバスのドアを開ける人がいなかったと話した。
窓を割って脱出か
被害の大きさに、ブルガリアと北マケドニアでは衝撃と悲しみが広がった。全土で3日間、喪に服すと発表された。
北マケドニアのゾラン・ザエフ首相は、衝突事故について「恐ろしい」とBBCに述べた。
「けがをした人にブルガリアの病院で会った。子どもを失った父親の悲鳴を聞き、心が張り裂けた」
首相はまた、生存者の1人と話をしたと述べた。事故当時、乗客たちは寝ていて、爆発音で目を覚ましたと、生存者は話したという。
「(生存者たちは)窓の1枚を割ることができたので、これで何人かが救われた。だが不幸にも、他の人たちは助からなかった」と、首相は記者団に話した。
北マケドニアの新聞は、事故で親類10人が死亡したとする男性の話を伝えた。
男性は「火災で家族全員を失った」と述べたという。
北マケドニアの報道によると、死者にはスコピエの小学校の児童5人や、近く結婚予定だった若いカップルが含まれていた。
過去にも事故
事故の原因はまだ明確にはなっていない。ブルガリア当局は、バスが車線から外れ、ガードレールを50メートルほど突き破ったと説明した。
バスの出火は衝突の前なのか後なのかも、まだわかっていない。事故に巻き込まれた車両はなかった。
バスは他の3両と一団となって走行していた。事故の約1時間前には、ソフィア近郊のガソリンスタンドに停車していた。
他の3両は先行しており、無事に北マケドニアに到着した。
現場付近のペルニク村の村長は、高速道路の事故発生部分は整備状況が悪く、たびたび事故が起きていたと話した。