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独バス衝突事故で18人が死亡 乗客は年金生活者の団体
ドイツ南部のA9高速道路で3日にツアーバスが大型トラックと衝突し炎上した事故で、18人の死亡が確認された。地元警察が明らかにした。
このほかの乗員・乗客30人全員が負傷し、うち2人は重体。ツアーバスに乗っていたのは年金生活者の団体だという。
事故はバイエルン州北部のシュタムバッハで起きた。バイエルン州政府のヨアヒム・ヘルマン内相は、「見物人」の車がゆっくり進んでいたり、バスの火災が激しかったために救助が遅れたと語った。
火災が起きた原因は明らかになっていない。事故当時の通行車の速度はゆっくりで、バスとトラックの衝突は大きなものではなかったもようだ。
トラックのトレーラーも炎上し、残骸はバスからそれほど離れていない場所にある。独ニュースサイトのフランケンポストによると、トラックはマットレスと枕を輸送していた。
負傷しなかったトラックの運転手は警察に対し、バスが後ろから衝突し、燃え上がったと話した。
バスには46人の乗客と二人の運転手が乗っていた。バスの運転手は死亡した。乗客の年齢は66~81歳で、休暇のためイタリアのガルダ湖に向かっていたという。
鑑識官チームは15人の焼死体を発見。警察は死者数が18人に上ったと確認した。
消防隊は事故の10分以内に現場に到着していたものの、火の勢いが激しく近づくのが難しかったという。アレクサンダー・ドブリント独交通相は、「目で確認できるのは鋼材の部分だけだ。そのことからも、バス内の人たちにとってどういう状況だったのかは想像がつく」と語った。
自動車安全の専門家、ハンス=ウルリヒ・ザンダー氏は、バスの床下を通る燃料パイプが破裂したために燃え広がるのが速かった可能性があると語った。
アンゲラ・メルケル首相は、事故について心が痛むと述べ、負傷者や犠牲者の遺族にお見舞いとお悔やみを申し上げると語った。さらに、「怖ろしい状況で」救助にあたった救助隊員らに感謝すると述べた。