米スペリング大会、14歳少女がアフリカ系初の優勝

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子どもたちが英単語のつづりの正確さを競うアメリカの有名コンテストが8日、フロリダ州オーランドで開かれ、14歳の少女がアフリカ系アメリカ人として初めて優勝した。

「米スクリップス・ナショナル・スペリング・ビー」を制したのは、ルイジアナ州ニューオーリンズに住むザイラ・アヴァン=ガードさん(14)。

決勝で、熱帯植物の一種である「murraya」(ゲッキツ)のつづりを正しく答え、全出場者の頂点に立った。

決勝までは、「querimonious」(不満が多い)、「solidungulate」(単蹄動物)を正確につづり、勝ち進んだ。

途中、「nepeta」(薬草のイヌハッカ)でまごつく場面もあったが、間違うことなく切り抜けた。

アヴァン=ガードさんは、最大で1日7時間、スペリングの練習をしているという。それでも、スペルを覚えるのは趣味でしかない。本当に熱を入れているのはバスケットボールで、プロ選手を目指していると彼女は話す。

その才能はすでに注目されている。複数のボールを同時にドリブルする種目で、3つの世界記録を保持。NBAの大スター、ステフィン・カリー選手と一緒に広告への出演も果たしている。

アヴァン=ガードさんはこの日、11人で繰り広げられた決勝で見事に勝利し、賞金5万ドル(約550万円)を獲得した。

AP通信によると、このコンテストでインドなど南アジア系の出場者が優勝または共同優勝しなかったのは、2008年以降で初めて。

学校に通わず自宅で教育を受けているアヴァン=ガードさんは、「スペリングでは(1日に)だいたい1万3000語に挑戦する。たいてい7時間くらいかかる」と、ニューオーリンズの新聞タイムズ=ピカユーンに話した。

「もちろん、やり過ぎないように気をつけている。勉強もあるしバスケットもある」

アヴァン=ガードさんはこのコンテストで2人目の、黒人少女の優勝者だ。1998年には、ジャマイカのジョディ=アン・マクスウェルさん(当時12)が優勝した。

2019年には、コンテスト史上初めて、8人が共同優勝した。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催されなかった。