駐韓ベルギー大使の妻、店員に平手打ち 大使が謝罪

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ベルギーの駐韓国大使は、妻がソウル市内の商店で店員に「受け入れられない」行動を取ったとして謝罪した。

商店の監視カメラには、ピーター・レスクイエ駐韓大使の妻(63)が店員に平手打ちを食らわせる場面が残っている。

妻は当時、万引きが疑われ、店員が妻の着ていた服について私物かどうか尋ねていた。

ソウルのベルギー大使館は21日、フェイスブックで声明を出し、大使の妻は現在、病院で脳卒中の治療中だとした。

また、妻は回復し次第、警察の捜査に協力するとした。

仲裁に入った店員を

事件は今月9日、ソウル市の龍山(ヨンサン)区にある衣料品店で起きた。

地元メディアによると、ベルギー大使の妻は約1時間にわたって服を試着し、店を出た。

その直後、妻を店員が追いかけ、着ている服が妻のものか聞いた。もともとは店の商品だったという。

妻は店員とともに店内に戻ると、言い争いとなり、仲裁に入った別の店員の顔を平手で打った。その様子は監視カメラに記録されていた。

平手打ちを食らった店員は地元メディアに、「襲われたとき、女性が誰か知らなかった。ただ、彼女は自信たっぷりな様子で、申し訳ないという感じではなかった」と話した。

ベルギー大使館の声明は、レスクイエ大使が「今回の出来事を深く悔やんで」おり、妻に代わって「おわびしたい」と思っているとした。

また、「いかなる状況であれ、妻の行動は受け入れられない」と述べたとした。

大使の妻は先週初めに患った脳卒中の治療中のため、現在は警察からの要請に応じることができないとしている。

この事件をめぐっては、大使の妻が外交特権を主張して訴追を逃れることができるとの見方が出ており、韓国で怒りの声が上がっている。