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レッド・ツェッペリン、「天国への階段」めぐり勝訴 「盗作でない」
米サンフランシスコの控訴裁判所は9日、イギリスのロックバンド「レッド・ツェッペリン」のヒット曲「天国への階段」について、盗作には当たらないと判断を示し、米ロックバンド「スピリット」の訴えを退けた。
スピリットのギタリスト、ランディ・カリフォルニア氏(本名ランディ・ウルフ、1997年に死去)の管財人は2014年、レッド・ツェッペリンが「天国への階段」でウルフ氏の楽曲「トーラス」を盗作したとして提訴した。
「天国への階段」はレッド・ツェッペリンの代表曲のひとつで、ロックの名曲として高く評価されている。
裁判所が盗作を認めた場合、ボーカリストのロバート・プラント氏やギタリストのジミー・ペイジ氏は何百万ドルもの損害賠償を支払う可能性があった。
ギター・リフを盗んだと主張
「トーラス」は、「天国への階段」が発表される3年前の1968年に制作された。
レッド・ツェッペリンとスピリットは「トーラス」発表後、一緒にツアーを回っていた。
ウルフ氏の管財人、マイケル・スキッドモア氏は、ペイジ氏が「トーラス」の生演奏を聞いてから、「天国への階段」ギターリフを書いたようだと訴えた。どちらの曲も、コード進行が似ていると主張していた。
2016年の第一審では、ペイジ氏とプラント氏が証拠を提出。陪審員は「この2曲は全く似ていない」として、レッド・ツェッペリンは盗作していないと判断した。
しかし2018年になり、第9巡回区控訴裁判所は第一審の判事によるミスが多数あったと判断し、再審を決めた。
9日の控訴審では、11人の判事が9対2で、「天国への階段」は「トーラス」の著作権を侵害していないと判決を下した。