英男性が3Dプリント義眼を装着、世界初 ロンドンの病院が発表

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イギリスの男性が25日、3Dプリンターで作った義眼の装着処置を世界で初めて受けた。ロンドンのムーアフィールズ眼科病院が明らかにした

3Dプリント義眼を装着したのは、ロンドン東部ハックニー出身のスティーヴ・ヴァーズさん。

従来のアクリル製の義眼よりも本物に近い見た目で、義眼の作成にかかる時間も約6週間から約3週間へと半分に短縮されたという。

病院が発表した声明の中で、現在40代のヴァーズさんは「20歳の頃から義眼が必要な状態で、常に人からどう見られるか気にしていた」と語った。

「素晴らしい見た目」

ヴァーズさんは、「家から出かける時によく鏡をちらっと見るが、自分の見た目がずっと好きじゃなかった」と明かした。

「この新しい目は、見た目が最高だし、3Dデジタルプリント技術を使っているので今後ますます良くなっていくと思う」

従来の義眼の場合、患者は2時間かけて眼窩の型を取り、義眼を装着した後に瞳をペイントする必要があった。

しかし3Dプリント義眼の場合、制作期間が2~3週間に短縮されるほか、初診時は30分程度で済むと、ムーアフィールズ眼科病院は説明する。

ムーアフィールズ眼科病院の指導医、マンディープ・サグー教授は、フルデジタルの義眼がもたらす可能性にスタッフは「興奮している」と述べた。

「今後の臨床試験で、この新技術が有用だと、強固な証拠が得られると期待している。患者にとっては本当に大きな改善になると分かるだろうし、明らかに、義眼を希望する患者の待ち時間を短縮できるはずだ」