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誕生日に28年間贈られ続けたウイスキー、価値が550万円超に
赤ちゃんのころから誕生日を迎えるたび、18年物のスコッチウイスキーを父親からプレゼントされ続けてきたイギリス人男性(28)が、そのコレクションを売却しようとしている。高値での取引が見込まれており、男性は初の住宅購入の頭金に充てる予定だ。
イギリス南西部トーントンのマシュー・ロブソンさん。1992年に生まれてから誕生日が来るごとに、父ピートさんからシングルモルトウイスキーのマッカランを1本贈られてきた。
現在までのウイスキー計28本の購入にピートさんが支払ったのは、総額5000ポンド(約68万円)ほど。
なかなかの費用だが、このコレクションの価値は現在、4万ポンド(約550万円)以上に膨らんでいるとみられている。
マシューさんは、少年にとってウイスキーは、おそらく最高の誕生日プレゼントとは言えなかったと思うと振り返る。
それでも、「絶対に開けるなという厳しい指示」を守ったおかげで、一財産になったと話す。
「誕生日プレゼントは毎年これだった。酒を飲むにはちょっと早すぎたから、何だかおかしなプレゼントだなと思っていた」
「ただ、絶対に開けたらだめだと強く言われていた。できる限りがんばった結果、全部そのままの状態だ」
スコッチウイスキーの本場スコットランドのミルナソート出身の父ピートさんによると、最初に1974年製のウイスキーを買ったのは、「赤ちゃんが生まれたのを祝う」ためだったという。
「毎年1本ずつ買い足していって、18歳の誕生日には18年物のウイスキーが18本になるというのは面白いと思ったんです」
「誕生日プレゼントはこれだけというわけではありませんでした。ちょっと変わったプレゼントという軽い気持ちでしたが、ここまで続いたのは、多少運が良かったおかげでもあります」
その後、マッカランはコレクターにとって価値あるウイスキーになった。マシューさんのコレクションは、ウイスキーブローカーのマーク・リトラーさんが販売を担当する予定。
リトラーさんは、「完璧なコレクションだ」と話す。
「マッカランの価値はここ5年から10年で急激に上がった」ため、「これだけ年代幅があるのは、このコレクションの大きなセールスポイントだ」という。
リトラーさんによると、「すでに多くの引き合い」があり、多くはニューヨークとアジアのバイヤーからだという。