北朝鮮、ミサイル発射は「韓国の戦争屋への警告」

画像提供, Reuters
北朝鮮は26日、日本海側に向けて25日早朝に発射した短距離ミサイル2発について、「韓国の戦争屋たち」への「重大な警告」だと説明した。
韓国の合同参謀本部(JCS)によると、ミサイルは北朝鮮東岸の元山(ウォンサン)市付近から発射され、少なくとも片方は約690キロ飛行して日本海(韓国名・東海)に落下した。アメリカ政府も、ミサイルは「短距離型」だと確認している。
北朝鮮の国営メディアによると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、「直接的な脅威や脅威の可能性を排除するために」兵器の開発を強いられていると声明で説明した。今回の実験は新たな弾道ミサイルシステムにまつわるものだという。
韓国は来月、アメリカと合同軍事訓練を行う予定。北朝鮮はかねて米韓の軍事訓練は侵攻の準備だとしており、来月の訓練についても非難している。
米韓は軍事訓練の取りやめには応じていないものの、規模を大幅に縮小した。
金委員長の声名
金委員長は声明で、新たな兵器システムに「満足」しており、「これに対する防衛は難しいだろう」と語った。
その上で、「韓国はこの警告を無視するという過ちを犯すべきではない」と強調している。
韓国政府は、軍事的脅威を示しても南北間の緊張は緩和しないとして、実験中止を求めている。
一方で、マイク・ポンペオ米国務長官は、今回のミサイル発射は交渉戦術に過ぎないとして、発射実験についてそれほど心配する必要はないと述べた。
BBCのローラ・ビッカー・ソウル特派員は、今回発射されたミサイルは朝鮮半島全域を射程圏に収めていることから、北朝鮮の今回の実験は特に韓国を意識したものだと指摘。自分たちが韓国にどれほどの影響力を持つのか試すと共に、米韓を分断しようとしていると説明した。
一方で、金委員長は今回もドナルド・トランプ米大統領をまったく批判していない。このことから、トランプ氏との対話には引き続き前向きのようだと、ビッカー記者は分析している。










