メキシコ次期大統領、豪雨で民間機内に足止めも「専用機は使わない」

画像提供, Reuters
緊縮財政を公約しているメキシコの次期大統領アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏は19日、民間の旅客機に3時間缶詰になっても、やはり大統領専用機を売り払うつもりだと話した。
今回、メキシコ南部オアハカから首都のメキシコシティへ向かう際に、目的地の豪雨が原因で数百人とともに機内に足止めされた。
「大統領専用機には乗らない」と、ロペスオブラドール氏は民間旅客機の座席で述べた。
7月の大統領選で地滑り的勝利を収めた左派の指導者ロペスオブラドール氏は、12月に大統領に就任する予定だ。
メキシコは大統領専用機に豪華なボーイング「787ドリームライナー」を使用しており、購入価格は2億1870万ドル(約250億円)。2012年に当時のフェリペ・カルデロン大統領が注文し、2016年に納入された。
ウェブメディアのマッシャブルによると、当時は世界のどの指導者の航空機よりも近代的で効率が良いとされていた。
メキシコ人はどう思っている?
ロペスオブラドール氏は、緊縮財政を公約している。

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ロイター通信が入手した機内の動画でロペスオブラドール氏は、「これほどまで貧困がまん延している国で豪華な航空機に乗るのは恥だ」と説明している。
「このせいで考えを変えるつもりはない」と同氏は述べ、「ばかげたまねはもう十分だ。もう終わり。おしまい。横柄な政治家は長くは続かない」と続けた。
メキシコシティ住人の中には、今回のニュースを批判的に受け止める向きもある。
アレハンドロ・アギラールさんは、「すでに航空機を買っているのなら、使うべきだ」と話し、「フライトできずに足止めされる大統領なんて普通じゃない」と加えた。
アルトゥーロ・ミランダさんは、次期大統領が人々に共感を示しているかのように見えるが、「国際イベントに出席しなければいけない時にどうやって移動するのだろうと、国民は自問しなければならない」と述べた。
ロペスオブラドール氏は大統領専用機の売却以外にも、大統領宮殿は文化センターにして自分はもっと控えめな住宅に住むこと、大統領の給料を削減すること、汚職問題に取り組むことを約束している。









