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【2026年サッカー男子W杯】 イングランド、コンゴ民主共和国に逆転勝ちでベスト16 ケインが2得点でチーム救う
サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会は1日(日本時間2日)、ノックアウトステージ(決勝トーナメント)1回戦があり、優勝候補の一角のイングランドはコンゴ民主共和国に終盤までリードされながらも、2-1で逆転勝ちした。エースストライカーのFWハリー・ケインが、恥辱的な敗退の淵からチームを救った。
米アトランタ・スタジアムであったこの試合、世界ランキング(開幕時)4位のイングランドは開始早々に劣勢に立たされた。
前半7分、同46位のコンゴ民主共和国のFWブライアン・チペンガに、ペナルティーエリア左からシュートを決められる。
イングランドはすぐに攻勢に出て、たびたび相手ゴールに迫ったが、コンゴ民主共和国のGKリオネル・ムパシが好セーブを連続。なかなか追いつけない。
それどころか前半終了間際には、コンゴ民主共和国のFWヨアン・ウィッサのシュートがポストにはじかれるという、あわや追加失点の場面も。0-2とされていたら、イングランドの前半の散々な出来からして、巻き返すのは困難だった可能性が高い。
イングランドは後半に入っても苦しい展開が続く。チームの規律が乱れ、守備はもろく、各プレーの質も低い。敗退まであと15分というところまで追い込まれた。
そうした状況でチームを救ったのは、キャプテンでありチームの要であるケインだった。
後半30分、交代で入ったFWアンソニー・ゴードンのクロスを見事にヘディングで合わせ、試合を同点に持ち込む。
さらに試合終了4分前、ペナルティーエリアの外でボールを受けたケインは、ドリブルから体をひねり、右足で強烈なシュートを放つ。ボールはGKムパシの頭上を越え、ゴールネットに突き刺さった。
イングランドが絶体絶命の危機に追い込まれ、敗北を避けるためにヒーローを必要としていたその時、ケインは世界トップクラスの選手こそが、重要な局面で結果を出すことを改めて証明したのだった。
ケインは得点王争い2位に
ケインはこの2得点で、今大会の通算ゴールを5に伸ばした。得点王争いは1日時点で、ケイン、キリアン・エムバペ(フランス、6ゴール)、アーリング・ハーランド(ノルウェー、5ゴール)、リオネル・メッシ(アルゼンチン、6ゴール)による激しい争いとなった。
イングランドのトーマス・トゥヘル監督は、「彼らはみんなサメだ。血の匂いを嗅ぎつけている」と話した。
ケインはまた、この日の2ゴールでW杯通算得点を13とし、元ブラジル代表のペレさんを抜いて6位タイに浮上した。
現地で取材したBBCスポーツのサッカー担当主任のフィル・マクナルティー記者は、「32歳の彼は年齢を重ねるごとに進化している。得点能力はもちろん、パスの精度やリーダーシップもよくなっている」とケインを評した。
イングランドはこれでベスト16に進出。5日(日本時間6日)にメキシコ市のエスタディオ・アステカで共催国メキシコと対戦する。
1日にはイングランドのほか、ベルギー(セネガルに3-2)と共催国アメリカ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナに2-0)が勝ち進んだ。
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