You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
米フロリダで銃撃、黒人3人死亡 21歳容疑者は人種差別の声明残す=警察
米フロリダ州ジャクソンヴィルで26日、銃撃事件があり、黒人3人が死亡した。現地警察は、容疑者男性が黒人への憎悪を記した文章を残していたとし、人種差別が動機だとの見方を示している。
警察によると、ライアン・クリストファー・パルメター容疑者(21)は、車の中に座っていた女性1人に向けて11発を発砲した。さらに、近くのディスカウント店に入って2人を射殺したという。
その後、銃で自殺したという。
現場は、歴史的に黒人学生が多いエドワーズ・ウォーターズ大学から約1.5キロ以内に位置している。同大学によると、容疑者は初め、同大学のキャンパスに入り、警備員から身元確認を求められると拒否した。そのため、立ち去るよう求めると、「その人物は自分の車に戻り、何事もなくキャンパスを去った」という。
ウォーターズ保安官によると、容疑者はキャンパスから立ち去る前に、防弾ベストと顔の覆いを着けたという。
人種差別が背景か
ジャクソンヴィルのドナ・ディーガン市長は今回の事件について、人種差別的な「憎悪に満ちた犯罪」だと述べた。
T・K・ウォーターズ保安官は27日の記者会見で、容疑者に犯罪歴はなく、クレイ郡で両親と暮らしていたと述べた。
また、容疑者が両親やメディア、連邦捜査官らに向けて、黒人憎悪の声明文をいくつか書き残していたと説明。「銃撃犯のおぞましい憎悪のイデオロギーが詳述されている」、「細かく言えば、この銃撃事件は人種差別が動機であり、彼は黒人を憎んでいた」とした。
さらに、「この声明は率直に言って(中略)狂人の日記だ」、「彼は自分が何をしているのかわかっていた。完全に正気だった。(中略)誰かを傷つけるためにここまでする人がいるのは残念だ」と述べた。
ウォーターズ保安官によると、容疑者は2017年、メンタルヘルス関連の治療目的で個人を強制的に拘束できるとするベイカー法に基づき、72時間拘束されたことがあったという。
容疑者は武器を合法的に入手していたという。保安官は、問題なのは銃が購入できる仕組みではなく、銃撃犯が「悪人」であることだと主張。「分別のない暴力行為において意味を探るべきではない」と訴えた。
警察は記者会見で、容疑者が最初の女性を殺害した車に近づいていく場面の監視カメラ映像を流した。映像はその後、容疑者が店に入る映像に切り替わった。
一部の人を店外に逃したか
保安官によると、容疑者は店内から何人かの人を無傷で外に出したという。
「なぜかはわからない。一部は白人だったが、そうでない人も数人いたようだ」
司法省のメリック・ガーランド長官は27日、同省が「この攻撃を憎悪犯罪、人種差別を動機とする暴力的な過激主義行為として捜査している」と述べた。
「この国のいかなる人も、憎悪に満ちた暴力におびえて暮らすことがあってはならない。そしていかなる家族も、偏見と憎悪のために愛する人を失って悲しむことがあってはならない」