米議会襲撃、警察が謝罪 「対策不十分だった」

The riot on Capitol Hill

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アメリカの議会警察のヨガナンダ・ピットマン長官代行は26日、ドナルド・トランプ前大統領の支持者が6日に連邦議会議事堂を襲撃した事件について、警察の事前の準備が十分ではなかったと謝罪した。

議会警察では、この事件を受けてスティーヴン・サンド長官が辞任している。

その後、長官代行となったピットマン氏は、「議会警察として困難に対応すべく準備していたが、十分ではなかった」と説明。「暴力行為が発生する可能性が高かった」にも関わらず、警察は「テロ攻撃」に対し適切な準備を怠ったと述べた。

この暴動では、議会警察に所属する警官1人を含む5人が亡くなっている。

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ピットマン長官代行はこの日、警察予算を取り扱っている連邦下院の歳出委員会に出席した。

ピットマン氏によると、議会警察は事件当日の2日前には、デモ参加者らが銃を含む武器を持ち込もうとしていたことを把握していたという。

また、この日に配備されていた警官1200人については、「数万人の侵入者」に「見合うものではなかった」と述べた。

委員会は非公開で行われたが、BBCが入手した書き起こしによると、ピットマン氏は「議会警察は、自身で設定した高い基準も、政府の基準も満たすことができなかった」と話し、「警察を代表してここに陳謝します」と述べた。

一方で、サンド前長官について、事件の2日前に緊急事態宣言の発令を議会警察の理事会に要請していたとピットマン氏は説明。しかし、理事会はこの要請を却下し、サンド氏に州兵に連絡を取るよう告げたという。サンド氏はこの指示に従ったという。

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議会襲撃とその後の動向

議会では6日、ジョー・バイデン氏の大統領選勝利を認定する作業を議員らが進めていた。

一方、ホワイトハウス近くでは、大統領選挙の結果に異議を唱える集会「Save America(アメリカを救え)」が開かれ、トランプ氏が登壇した。

トランプ氏は数千人の参加者の前で立証されていない選挙不正について演説し、議会に向かって行進するよう強く呼びかけた。

その後、集会の参加者は議事堂前まで行進し、建物内に侵入した。

この襲撃の参加者は現在、米連邦捜査局(FBI)によって次々と逮捕・訴追されている。

また、民主党はトランプ氏が「反乱を扇動」したとして、下院で弾劾訴追した。2月8日以降に上院で審理が開始される予定。

襲撃前の集会でトランプ氏が発した言葉は、同氏にとって2度目となった弾劾訴追において、中心的な役割を果たしている。