日中首脳会談で意外な新しい友情 米国との貿易摩擦で接近やむなく

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米国と中国の貿易関係悪化によって、日本と中国の間に意外な友情が生まれた。
日中両国は過去の戦争や現在の領土問題をめぐり、対立を長年続けてきた。しかし、安倍晋三首相の北京訪問で、両国関係は歴史的な転換点を迎えた。日本の首相による単独訪中は7年ぶり。
両政府は経済関係の強化と、北朝鮮を含む地域の安定実現を目指している。
安倍首相は26日、李克強首相と習近平国家首相に相次ぎ会談した。

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安倍首相は李首相との会談にあたり、「競争から協調へ、日中関係を新たな時代へ押し上げたい」と報道陣を前に述べた。
これを受けて李首相も、両国の関係が「正常な軌道に戻った」上で、「関係の安定と健全な発展を維持」したいと述べた。

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なぜ重要なのか
米国と、世界の多くの国の間で貿易摩擦が悪化している中での、日中首脳会談となった。
トランプ米政権は中国をはじめとする諸外国の貿易慣行が不公平だと主張し、巨額の追加関税を課している。このため、各国が米国に輸出しにくくなっている。
トランプ政権の貿易戦争は主に中国相手のものだが、日本を含めた多くの国の標的となっている。
日中の活発な貿易
25日から中国を訪れている安倍首相には、大人数の経済界代表団が同行している。
「活発な貿易は、日中両国民の絆をさらに深めるものになると考えている」と安倍氏は記者団に話した。
アジアの2大経済大国の日本と中国は、イノベーション・技術革新などで協力を推進するための対話を創設する覚書などに署名した。
両国はさらに金融市場の協力を容易にし、自由貿易の原則を推進するなどと合意した。
このほか、より幅広い地域の経済パートナーシップ構築や、日中韓3カ国を結ぶ貿易連携創設の計画もある。
北朝鮮は
議題は通商関係ばかりではなく、両国ともアジア地域の平和と安定を守るために努力したいと述べた。
アジアにおける平和に対する最大の脅威は、北朝鮮と広く見られているが、日中両国はかねてから対応方法について一致できずにいた。
北朝鮮にとって中国は残る唯一の経済同盟国だが、一方の日本は拙速な北朝鮮融和策について警告してきた。
北朝鮮のミサイルは、素早く日本に到達する。多くの日本国民はまだ北朝鮮に拉致されたままだ。
しかし、北京での日中首脳会談で安倍首相は、北朝鮮の核・ミサイル問題と日本人の拉致問題が解決すれば、北朝鮮との国交を正常化するつもりだとあらためて表明した。











