南ア・ヨハネスブルクでビル火災 74人死亡

People walk past a burnt building in Johannesburg, South Africa

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画像説明, 南アフリカ・ヨハネスブルク中心部の火災のあったビルのそばに集まった人々
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南アフリカ・ヨハネスブルクで31日、ビル火災が発生し、当局によると74人の死亡が確認された。うち12人は子どもだった。負傷者も50人を超えた。

ヨハネスブルク当局によると、火災はホームレスの人々らが暮らす市中心部の5階建てビルで発生した。原因は不明だという。

救急当局の広報担当ロバート・ムラウジ氏は、消防隊員が何人かの居住者を救出したとBBCに話した。ビルは全焼したという。

負傷者の多くは背中にけがを負っており、窓から飛び降りたことで負傷した可能性があるという。

同氏は現地放送局ENCAに、「1階ごとに移動しながら、遺体を収容している」と語った。

A photo shows a fire in a building in Johannesburg

画像提供, Handout via Reuters

画像説明, 炎上するビル
Presentational white space

ムラウジ氏がX(旧ツイッター)に投稿した動画には、窓ガラスが焼けたビルの外に、消防車と救急車が集まっているのが映っている。

現場の写真からは、覆いをかけた遺体がビルのそばに並べられているのがわかる。

火災のあったビルは、かつてビジネス街だった場所にある。ムラウジ氏によると、経済苦にある人々などの非公式な住居として使われていたという。

現地の報道によると、火災のあった地区は「ハイジャックされた」建物が多いとの悪評がある。南アフリカでは、不法移民が非合法に占拠した建物を「ハイジャックされた」と表現している。

ある消防士は、犠牲者の多くは、建物内に建てられた可燃性の小屋のような構造物に閉じ込められていた可能性が高いと語った。

報道では、このビルに住んでいたのは、ほとんどが他のアフリカ諸国からの移民だったという。

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、「これは市中心部の住宅事情に対処し始めるべきだとする警鐘だ」と述べた。

公式統計によると、同国では人口6000万人のうち290万人が移民だが、非正規移民も多いと思われるため、その数はもっと多い可能性がある。

この火災を受け、多くの南アフリカ人がソーシャルメディアで、犠牲者や生存者に対する排外主義的な攻撃を非難している。