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ロシア潜水艦、2020年に北大西洋で英軍艦と衝突=英国防省
イギリスの国防省は6日、ロシア軍の潜水艦が2020年に北大西洋で英王立海軍の軍艦と衝突していたと発表した。
英フリゲート艦「ノーサンバーランド」がこの潜水艦を追跡していたところ、「ノーサンバーランド」がえい航していた数百メートル後方のソナーに潜水艦が衝突したという。
2020年後半に起きたというこの衝突は、ドキュメンタリーを制作していたテレビ局スタッフによって撮影されていた。
国防省がこうした作戦についてコメントすることは通常ないが、今回の衝突はカメラが捉えていたため、記者会見が開かれた。
国防省の関係者は、潜水艦が故意に衝突した可能性は低いと話している。
戦艦のドキュメンタリーシリーズを撮影していた英民放チャンネル5によると、「ノーサンバーランド」はこの時、北極圏で発見した潜水艦がレーダーから消えたため、捜索していたという。
「今のはいったいなんだ?」
国防省は、「ノーサンバーランド」はこの対潜型の潜水艦の場所を、ソナーを使って探知したと説明。このソナーは、長いチューブの中に高性能の水中聴音器が組み込まれており、「ノーサンバーランド」がえい航していた。
また、「ノーサンバーランド」搭載のヘリコプター「マーリン」も、海面に潜望鏡を確認したものの、潜水艦は再び潜水。その後、ソナーに衝突した。
撮影されていた映像には、海兵が「今のはいったいなんだ?」と叫んでいる様子が収められていた。
ロシアの潜水艦に損傷があったのかは明らかになっていない。一方、「ノーサンバーランド」は損傷した機器を取り換えるためにスコットランドの港に戻った。
近年、ロシアの潜水艦活動は活発化してきており、王立海軍のフリゲート艦は定期的に北大西洋を哨戒している。