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医療従事者約70人が新型ウイルス感染、クリスマスパーティーで スペイン
スペインの南部で開かれた大規模なクリスマスパーティーに参加した70人近くの医療従事者らが、新型コロナウイルスに感染した。保健当局が発表した。
感染した68人の大半は、アンダルシア州マラガ地方病院の集中治療室(ICU)で働く医師と看護師だという。
保健当局によると、12月1日に開催されたこのパーティーには、約170人が参加していた。
参加者は全員、事前に抗原検査を受け、陰性が確認されていた。しかし半数以上が現在、自主隔離を行っている。
感染が判明した医療従事者は、全員がワクチン接種を完了しており、症状は出ていないという。
今回の急激な感染拡大を受け、クリスマス時期の交流イベントによる感染拡大リスクへの懸念が高まっている。
アンダルシア州の保健当局はこうしたリスクを抑えるため、医療従事者にはクリスマスパーティーなどに参加しないよう求めていた。
スペインのペドロ・サンチェス首相は7日、「ガードを低くしてはいけない」と述べ、クリスマスから新年にかけての休暇中も新型ウイルスに注意するよう国民に呼びかけた。
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他の欧州各国と同様、スペインもここ数週間でCOVID-19の感染が急激に増えている。冬が近づくにつれ、感染の第4波が来るとの懸念が出ている。
欧州ではまた、新たな変異株「オミクロン株」の流行も懸案事項となっている。専門家は、この変異株は感染力が高く、COVID-19に対する免疫を回避する可能性があるとみている。
スペインでは現時点で、オミクロン株の感染はバレアレス諸島での4件を含む数件しか報告されていない。
同国ではこれまでに約510万人が新型ウイルスに感染。8万8000人の死者が出ている。2020年の感染拡大は深刻だったものの、ワクチン接種率が74%と比較的高いこともあり、その後の状況は安定していた。
最新のデータによると、人口の9%がすでにブースター(追加)接種を受けている。
一方、カロリーナ・ダリアス保健相は先週、新型ウイルス向けワクチンを義務化しない方針を明らかにした。
ダリアス氏は「ワクチン接種率の低い国々が義務化を計画しているのは理解できる」とした上で、「しかしスペインは、ワクチン接種で欧州と世界を先導している」と語った。
また、同国では「安全な距離が取れない屋内外の場所ではマスクの着用を義務づける」など、そのほかの感染対策を行っていると述べた。