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ベラルーシ、フランス大使に国外退去命令
東欧ベラルーシの政府がフランス大使に国外退去を命令し、フランスのニコラ・ド・ラコスト大使(57)が17日、出国した。AFP通信が伝えた。
首都ミンスクのフランス大使館はAFP通信に、大使の出国を確認した。「ベラルーシ外務省は大使に、18日までに退去するよう要求していた」という。ド・ラコスト大使は昨年末に着任していた。
現地メディアによると、ド・ラコスト大使はベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(67)に信任状を提出しなかった可能性が指摘されている。
大使は代わりに昨年12月の着任時に、ベラルーシのウラジーミル・マケイ外相と会談している。
フランスは他の欧州連合(EU)諸国と同様、昨年8月の選挙で自分は6期目に当選したとするルカシェンコ氏の主張を認めていない。昨年の大統領選では広範囲な不正があったとして、ルカシェンコ氏再選の結果に全国的な抗議が起きた。
EUは、昨年8月の大統領選が「自由で公正」だったとは考えていないと繰り返し、ルカシェンコ政権に制裁を科している。
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1994年から長期支配続けるルカシェンコ政権は、国内の野党勢力を徹底的に締め付けている。反体制派やジャーナリストは次々と拘束されたり、禁錮刑を受けたりしている。自分の再選に反対する歴史的な全国デモは、欧米諸国が扇動したものと反発している。
ロシアのウラジーミル・プーチン政権がルカシェンコ政権を後押しする中、ルカシェンコ氏はEUなどから制裁を受けてもなお、その権力基盤を維持している。
ルカシェンコ政権は今年3月には、ラトヴィア大使を含め大使館職員全員を追放した。アイスホッケーの国際大会で、ラトヴィア当局がベラルーシ反政府勢力の掲げた後のことだった。
8月には、アメリカ大使の着任を拒否した。ジュリー・フィッシャー大使は2008年以来初の、駐ベラルーシ米大使になるはずだった。