You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
飼い犬を助けようと熱水泉に入った女性、大やけど 米国立公園
米イエローストーン国立公園で、熱水泉に飛び込んだ飼い犬を救おうとした女性(20)が大やけどを負ったことが明らかになった。当局が5日に発表した。
米国立公園局(NPS)の声明によると、ワシントン州在住の女性は4日、車を降りて飼い犬を追いかけた。
女性は犬を助けるためにメイデンズ・グレイブ・スプリングと呼ばれる熱水泉に入り、「両肩から両脚にかけて重度のやけど」を負ったという。
公園職員によると、メイデンズ・グレイブ・スプリングの湯の温度は摂氏93度。
父親に熱水泉から引き上げられた女性は、アイダホ州の医療センターに搬送された。犬は「残念ながら死亡した」(NPSの声明)。
「父親が命を救った」
公園側は女性の身元を明らかにしていないが、女性の治療費を募るクラウドファンディング募金サイト「GoFundMe」は、女性の名前をライハ・スレイトンさんとしている。
スレイトンさんのきょうだいのカミラ・スレイトンさんは、熱湯に約8秒間浸かったスレイトンさんが、身体のほとんどに深度II度のやけどを負ったとインスタグラムに書いた。
カミラさんは、「父親はとんでもなく迅速に引き上げた」とし、スレイトンさんは「信じられないくらい幸運だ。父親が彼女の命を救った」と書いた。
当局は現在、事故について調査している。イエローストーン国立公園では、やけどを負う事故が相次いでいる。
これまで20人以上が死亡
公園職員は、歩くときは遊歩道やトレイル内にとどまり、常にペットを物理的に制御しておくなど、熱水エリアでは注意するよう繰り返し警告している。高温エリアにペットを連れ込むことは禁止している。
9月には、同国立公園で最も人気のある、オールド・フェイスフルと呼ばれる間欠泉で、19歳の女性が身体の5%に深度II度およびⅢ度のやけどを負った。
2020年には、3歳の子供がトレイルから飛び出して熱水に落ち、負傷した。
イエローストーンの安全性に関するウェブサイトには、公園内の熱水泉で負ったやけどが原因で、これまでに20人以上が死亡したとある。
同公園の来訪者の死亡やけがの原因の第1位は熱水泉となっている。