You’re viewing a text-only version of this website that uses less data. View the main version of the website including all images and videos.
セキュリティーソフト「マカフィー」創業者、スペインの刑務所で死亡
米インターネットセキュリティー大手マカフィーの創業者で、脱税の疑いでスペインで拘束されていたジョン・マカフィー被告が23日、刑務所内で死亡しているのが見つかった。
カタルーニャ自治州の司法当局は声明で、刑務所の医師が蘇生を試みたものの、死亡が確認されたと説明。
また、「あらゆる証拠が」マカフィー被告が自殺を図ったことを示していると述べた。
マカフィー被告は昨年10月、スペインの空港でトルコ行きの飛行機に搭乗するところを逮捕された。
米司法省は、マカフィー被告が自分の収入を別名義の銀行口座や暗号通貨口座に振り込ませることで、納税義務を回避していたとみている。
また、ヨットや不動産といった資産を他人名義にすることで、財産を隠匿していた疑いもかけている。
スペインの裁判所は23日の朝、アメリカへの身柄引き渡しに合意したばかりだった。
マカフィー被告はここ数年、自分を逮捕する陰謀があると語っていた。しかし裁判所は、同被告が政治的、あるいはイデオロギー的な理由で訴追されているという「明確な証拠はない」と述べたと、現地紙エル・パイスは報じている。
英グロスターシャーで生まれたマカフィー被告は、1980年代にテクノロジー企業を立ち上げ、「マカフィー・ウイルススキャン」を発売したことで一躍有名になった。
しかし、コンピューターセキュリティーの先駆者であるにも関わらず、過去のBBCの取材では、自社製品も含めセキュリティーソフトを使ったことがないと認めていた。
2013年にレオ・ケリオン記者が行ったインタビュ-で同被告は、「定期的にIPアドレスを変える、端末と自分の名前を関連付けない、ウイルスをもらうようなサイトにはいかない、こういったことで自分を守っている」と語った。
「たとえばポルノサイト、そういうところには行かない」
2016年と2020年には、米大統領選にリバタリアン党から立候補しようとしたが、いずれも失敗に終わっている。
また、2019年にはツイッターに「課税は違法だ」と投稿し、8年間納税していないことを明らかにしていた。