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アフガンで米軍機墜落、タリバンが関与主張も米軍は否定
米軍は27日、アフガニスタン東部ガズニ州デヤク地区で米軍機1機が墜落したと発表した。墜落原因や搭乗者数は分かっていない。
米軍のソニー・レゲット大佐は、「墜落の原因については調査中だが、敵対勢力による攻撃だと示すものは見つかっていない」と述べた。
同地域を支配する反政府武装勢力タリバンは、ソーシャルメディア上に、米空軍のロゴが入った焼けた機体の残骸の動画を投稿した。動画の真贋は不明。
動画の機体は、米空軍がアフガニスタン上空で展開する通信中継機「ボンバルディアE-11A型」とみられる。
レゲット大佐は、別の機体も墜落したとするタリバン側の主張を否定した。
アフガニスタン当局は当初、墜落したのは国営「アリアナ・アフガン航空」の旅客機だとしていたが、同航空会社は、同社が所有する旅客機をすべて確認したと即座に発表した。
<解説>ジョナサン・マーカス、BBC防衛外交担当編集委員
アフガニスタンでは、ヘリコプターが事故を起こしやすいことは分かっている。しかし、アメリカの固定翼航空機が墜落するのはそれに比べると珍しい。
しかし、高い高度で飛ぶ機体を撃墜できるような地対空ミサイルを、タリバンが持っているとは思われてこなかった。
墜落したのは、E-11A型だ。米空軍全体で4機しかない。
ボンバルディア・エグゼクティブ・ジェット機は、高高度を長距離飛行することができる。電子機器を備え、上空と地上間の通信や、異なる地形における、互換性のないデータを用いた、異なる機種の航空機同士の通信を改善する役目を担っている。
WiFiがつながりにくい部屋に設置する、WiFi範囲を拡張するエクステンダーのようなものだ。
アフガニスタンの山岳地帯は、現代の軍事通信にとって大きな弊害だ。そのためこの機体は、アフガン紛争において重要な役割を果たしてきた。