プーチン氏、ロシア国内の燃料不足を初めて公に認める ウクライナによる空爆で

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ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は28日、ウクライナによるミサイル攻撃とドローン攻撃の影響でロシアで燃料不足が生じていると、初めて明確に認めた。
プーチン氏はこの日、燃料危機について、高官や石油会社の幹部らと協議した。
その会合で同氏は、「自動車を運転する人と企業の両方にとって、問題が続いていることはよく知っているだろう」、「残念ながら、ガソリンスタンドにはまだ行列ができていて、適切なグレードのガソリンを見つけるのは容易とは限らない」 と、異例なほど率直に述べた。
プーチン氏はまた、農業も困難に直面しているとし、収穫作業は燃料供給がスケジュール通りにいくかに「かかっている」とした。.
ロシアでは、ウクライナによる攻撃が広い地域でエネルギーインフラに影響を及ぼしていることは、以前から明らかになっている。
ガソリンスタンドには車の列ができ、燃料の配給制が広がり、製油所が攻撃されている。ロシアが一方的に併合したウクライナのクリミア半島では、ガソリンは軍用車両が優先で、一般ドライバーは給油を禁じられている。
ロシアの独立系ニュースサイト「メディアゾナ」によると、同国では現在、56の地域が燃料規制を実施しているという。
異例の率直さで
プーチン氏は会合の後、ロシア国営テレビのインタビューで、さらにオープンに発言。ウクライナの攻撃は「明らかに問題を生み出している」と認めた。
そのうえで、「現在、ある程度の不足が見られる」が、「深刻なものではない」と述べた。
プーチン氏はまた、ロシアのエネルギーインフラを守るため、防空を強化するとともに、ウクライナの攻撃を受けた製油所の修理を急ぐと約束した。
クリミアについては、燃料は「数日分」しか残っていないと説明。ただし、近いうちに燃料が運び込まれると「確信している」と述べた。
ウクライナによる空爆の打撃とロシア国民への影響について、プーチン氏がこれほど率直に語るのは異例のことだ。
しかし、燃料不足の規模が大きく、国民にもその認識が広がっていることから、プーチン氏はいつもどおりロシアが戦争で前進していると言いながら、同時に現実を認めざるを得なかったとみられる。
特に、クリミアでの困難な状況を認めた意味は大きい。クリミア半島は、多くのロシア人、とりわけプーチン氏にとって、象徴としての重要性がある。2014年にクリミアを不法に併合して以来、ロシアはこの半島を軍事基地および黒海支配の戦略的拠点に変貌させ、2022年にはウクライナ全面侵攻に利用した。
プーチン氏はテレビのインタビューで、ウクライナがロシア社会を分裂させ、戦争への支持を弱め、交渉に対する支持を強めようとしているとも主張。「私たちは(ウクライナに)そのチャンスを与えない」と述べ、ウクライナの長距離攻撃は「前線の状況にはまったく影響していない」と付け加えた。
一方、ウクライナ当局は、自国による長距離攻撃について、ロシアの一般国民に戦争について自覚させ、前線のロシアの資源を分散させることが目的だとしている。











