トランプ氏、米国家情報長官にクレイトン検事を指名 プルティ氏に批判集まり

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アメリカのドナルド・トランプ大統領は11日、新たな国家情報長官にジェイ・クレイトン連邦検事を指名した。トランプ氏は先に、ビル・プルティ住宅金融局長を国家情報長官代行に指名していたが、関連する経験を持っていないとして、連邦議会議員から反発の声が出ていた。
クレイトン氏は現在、ニューヨーク州南部地区の連邦検事を務めており、ヴェネズエラのニコラス・マドゥロ前大統領が被告となっている麻薬密売事件など、いくつかの著名な事件を担当している。
国家情報長官はアメリカのスパイ機関のトップとして、18の情報機関を統括する。現職のタルシ・ギャバード長官は、今月30日に退任する予定となっている。
トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、クレイトン氏が米証券取引委員会(SEC)とサリヴァン・アンド・クロムウェル法律事務所で示した過去の指導力を称賛した。
「法曹界でジェイほど尊敬されている人はほとんどいない」とトランプ氏は書き、連邦上院に「できるだけ早く」指名を承認するよう求めた。
先に指名されていたプルティ氏は、これまで情報機関での経験がないことや、トランプ氏の民主党の政敵に対して政治的に敏感な調査を開始したことから、議会で広く批判されていた。
プルティ氏は、連邦住宅金融庁(FHFA)局長としての立場を利用し、住宅ローン詐欺の疑いに関する刑事告発を行うことで、トランプ大統領が敵とみなす人物を標的にしたと非難されている。
いずれの事件も起訴には至っていない。政府監査院は現在、FHFAが住宅ローン詐欺の捜査をどのように実施しているか、またその手続きが最近どのように変更された可能性があるかについて調査している。
議員らはクレイトン氏の指名を歓迎している。
共和党のジョン・スーン上院議員は、「彼は複雑な問題を管理するための優れた技能を持った、非常に有能な専門家だと考えられていると思う」と述べた。
クレイトン氏の指名承認の可否を決する委員会の民主党トップであるマーク・ワーナー上院議員も、同氏を「非常に有能だ」と評した。
米紙ニューヨーク・タイムズによると、米中央情報局(CIA)のジョン・ラトクリフ長官は、クレイトン氏に国家情報長官室を率いるよう強く求めていた。
クレイトン氏率いる検察チームは、マドゥロ前大統領に対する裁判に加え、性犯罪で有罪となったジェフリー・エプスティーン元被告に関する文書の審査や、イランに代わってアメリカ本土への攻撃を企てたとして告発されたイラク人男性に対する裁判を主導する上でも重要な役割を果たしてきた。







