韓国南東部で記録的豪雨、土砂崩れで1人死亡

3車線の幹線道路の一部が茶色い水で覆われ、複数の車両が冠水していない車線を1列になって走行している。写真左側は緑の木々が生い茂り、右側一帯は茶色い水で覆われている

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画像説明, 慶尚南道巨済市では一晩で400ミリを超える雨が降り、幹線道路も一部冠水した
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韓国南東部・慶尚南道で17日朝、先週末から続いた豪雨の影響で土砂崩れが発生し、1人が死亡、2人が負傷した。

土砂崩れは慶尚南道巨済市で起きた。集合住宅の1階部分が土砂に埋もれ、地元メディアによると、救助隊に助け出された3人のうち1人の死亡が確認された。

今回の記録的大雨は、相次ぐ暴風雨によって引き起こされた。中国、日本、フィリピンの一部地域でも、洪水や土砂崩れが起きている。

巨済市では、1時間に124.5ミリの雨が観測された。これは韓国気象庁が1972年に同市の記録を取り始めて以来、最多の1時間降雨量となった。

また、巨済市では16日から17日にかけての一晩で、400ミリを超える雨が降った。

ソーシャルメディアに投稿された複数動画には、巨済市で道路に勢いよく水が流れ込み、複数の車が水没している様子が映っている。

市当局は、この大雨の影響で、17日に一部の観光地を閉鎖すると発表した。

当局によると、道路の冠水や損傷のため、バスの運行や家庭ごみの収集も停止されている。

16日には、当局が住民に対し、車の運転を控え、川岸などに近づかないよう呼びかけるとともに、必要に応じて安全な場所へ避難するよう促した。

集合住宅の窓が壊れ、外で柵などが散乱している。室内には土砂が見える

画像提供, Yonhap News Agency via Reuters

画像説明, 巨済市で発生した土砂崩れで、大きな被害を受けた集合住宅

今月、東アジアおよび東南アジアの広い範囲を暴風雨が襲い、各地で洪水が発生し、インフラが被害を受けている。

6月から発生している強力なエルニーニョ現象により、今年の台風シーズンは通常より風雨が激しくなると予想されている。エルニーニョ現象は世界の気温を押し上げ、台風の勢いを強めるとされる。

日本では、千葉県内で13日から14日未明にかけて、レベル5の大雨特別警報が発表された。成田空港では数千人が足止めされた。この豪雨で10人が死亡した。

また、千葉県内で2万軒以上が停電に見舞われた。

千葉県は16日、千葉市の30代の男性の死亡が確認され、県内の死者が10人になったと発表した。県によると、この男性の死因は一酸化炭素中毒。自宅が停電して発電機を使った可能性があるという。