南アフリカ・ソウェトのバーで銃撃、15人死亡

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南アフリカ北西部ハウテン州ソウェトのバーで10日、銃撃事件があり、15人が死亡した。

警察によると、銃撃犯らは10日の早朝にバー「オーランド・イースト」に乗り込み、若者たちのグループに無差別に発砲した。

その後、犯人グループは白いミニバスで逃走。犯行の動機などは明らかになっていないという。

BBCのノムサ・マセコ記者によると、複数の人が重体で、病院で手当てを受けている。被害者たちは19~35歳とみられている。

ハウテン州警察のエリアス・マウェラ長官はBBCの取材に対し、この事件は「罪のないバーの顧客に対する冷血な襲撃」だと語った。

州警察の声明では、銃撃犯らはバーに侵入した際、ライフルと9ミリ口径の拳銃を持っていたという。犯人の身元などは分かっていないが、警察は捜索を続けている。

ソウェトのコミュニティー・リーダー、サバン・モロイ氏は、警察の現場到着までに時間がかかりすぎだと怒りをあらわにした。

モロイ氏によると、事件は9日午後11時に起きたが、警察が到着したのは翌10日の午前4時だったという。

「到着まで5時間もかかっていた。ひどいありさまだった。みんなどうすればいいか分からず、女性や子供たちが泣いていた」

地元住民のエヌトムビカイセ・メジさんは現場の様子について、「遺体が折り重なって、そこら中が血まみれだった。家族を探そうとしたが、兄弟を探すのに他の遺体を飛び越えなければならなかった」と語った。

南アではこの日、南西部クワズル・ナタル州の別のバーでも銃撃事件があり、4人が亡くなった。

同国のシリル・ラマポーザ大統領は、2つの事件の犠牲者遺族に哀悼の意を述べた。

「国として、どこで起きようとも、このような形で我々を脅かす暴力的な犯罪を許しておけない」

南アでは銃撃事件は珍しいものではない。多くが犯罪組織や飲酒と関連しているが、今回の事件は特に死者数が多いという。