ホワイト・ヘルメッツ創設者、死因は「転落の外傷」 トルコ当局

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シリアで活動する民間救助団体「ホワイト・ヘルメッツ」の創設に関わり、先月、トルコ・イスタンブールの路上で遺体で見つかった元英陸軍将校のジェイムズ・レメジュラー氏(48)の死因について、トルコの司法解剖の専門家らは転落が原因と結論づけた。地元メディアが16日、伝えた。
レメジュラー氏は11月11日、イスタンブールのベイオール地区にある、レメジュラー氏の自宅アパートの部屋の真下の路上で見つかった。同地区はヨーロッパからの外国人が多く居住する。
トルコの国営放送局TRTによると、司法解剖の結果、死因は「高所からの落下に関わる身体への外傷」と判明したという。
また、レメジュラー氏以外のDNAは発見されなかったという。

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睡眠薬を飲用か
一方、民間放送局NTVは、毒物に関する報告書から、レメジュラー氏が睡眠薬の錠剤を飲んでいたことがわかったと報じた。
国営アナドル通信は先週、レメジュラー氏が死の少し前に自殺を考え、「ストレス障害」の薬を服用し始めていたと、スウェーデン人の妻エマ・ウィンバーグ氏が警察に話したと伝えた。
妻は警察に、レメジュラー氏は遺体で発見された日の午前2時に、睡眠薬を飲んだと話したという。
妻はまた、午前5時半から6時の間に、警察がドアをノックしたことで目が覚め、夫の遺体を発見したと話したという。
ノーベル賞候補にも
レメジュラー氏は、ホワイト・ヘルメッツの創設者として広く認められている。
「シリア民間防衛隊」の名前でも知られるホワイト・ヘルメッツは、シリアのバシャール・アル・アサド政権への反対勢力が支配する地域で、戦闘に巻き込まれた民間人の救助を支援している。
2016年には、「民間人救助における傑出した勇気と情熱、人道的関与」をたたえるとして、スウェーデンの財団による「ライト・ライブリフッド賞」を受賞。
その後、同年のノーベル平和賞の候補になった。
英女王から勲章
一方、シリア政府と、同盟関係にあるロシア、イラン両政府は、ホワイト・ヘルメッツについて、テロ組織を支援しているとして批判している。
ホワイト・ヘルメッツは、この見方を否定している。
レメジュラー氏の死去の1週間前には、ロシア外務省が同氏について、英秘密情報部(MI6)の元職員だと指摘。
これに対し、イギリスのキャレン・ピアース国連大使は、「彼がスパイだったとするロシア外務省の主張はまったく事実と異なる」と述べた。
レメジュラー氏は2016年、「シリア民間防衛隊の活動と、シリアの民間人の保護」が評価され、エリザベス英女王から大英帝国勲章将校(OBE)を受けた。

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ホワイト・ヘルメッツとは
- 2014年に寄付金で運営されるボランティア団体としてスタート
- 白いヘルメットが目印
- メンバーには元パン職人、仕立職人、大工などもいる
- これまで10万人以上を救助したとしている
- メンバー250人以上が死亡、500人以上がけがをしたとしている
- 中立、政治色はないとし、戦闘地域ではどの立場の人も救助対象とする
- 建物の修復や電気工事、ビルの警備もする
- シリア政府はテロ組織と位置づけている










