米各地でトランプ氏への抗議デモ、「王はいらない」と

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アナ・フェイギー、BBCニュース(米首都ワシントン)
アメリカのドナルド・トランプ大統領の一連の政治行動に抗議するデモが19日、同国各地であり、多くの人々が参加した。
このデモは、「50抗議、50州、1運動」を意味する「50501」という呼び名で知られるもの。この日は米独立戦争の開戦から250周年に当たり、デモはそれに合わせて開催された。
ホワイトハウスの前や、電気自動車(EV)大手テスラの販売店の外、多くの都市の中心部で、デモ参加者らはさまざまに怒りを表明した。中米エルサルバドルに手違いで強制送還されたキルマー・アブレゴ=ガルシア氏の帰国を求める人も多くいた。
アメリカではこのところ、政治的な抗議デモが増えている。今月上旬にあった「Hands Off(手出しするな)」デモには、各地の都市で数万人が参加した。

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調査会社ギャラップの最新の世論調査では、トランプ氏の大統領就任から3カ月間の仕事ぶりについて、良いとした有権者は45%と、1期目の同時期の41%を上回った。
だが、1952~2020年の大統領選で勝利した全ての大統領でみると、同じ時期の支持率は平均60%で、それよりは低い。
この日の抗議デモでは、連邦政府の雇用・支出の削減というトランプ氏の公約を推し進める「政府効率化局(DOGE)」の施策や、アブレゴ=ガルシア氏の帰国の実現に消極的な政権の姿勢など、いくつもの政治テーマが取り上げられた。
ホワイトハウス前での抗議に参加したジハード・エルジェンディ氏は、アブレゴ=ガルシア氏の強制送還を批判するために来たと、米CNNに話した。
デモはおおむね平和的だった。ただ、スハス・スブラマニャム下院議員(民主党)は、群衆を押しのけるようにして同議員に近づいてきたトランプ氏支持のプラカードを持った男性に、怒りの言葉を投げつけられた。同議員は、その場面の動画をXに投稿した。
多くのデモ参加者は、この日がイギリスの支配に対する革命が始まった記念日であることにかけて、「王はいらない」と書いたプラカードを掲げていた。
独立戦争のレキシントンとコンコードの戦いや、有名なポール・リヴィアの「真夜中の騎行」を記念するマサチューセッツ州の行事でも、人々が同様のプラカードを掲げた。同州ボストンでもデモがあった。
パートナー、娘、孫2人と一緒にボストンを訪れたトーマス・バスフォード氏は、「(孫の)男の子たちに、この国の成り立ちと、自由のために戦わなければならない時もあることを学んでほしかった」とAP通信に話した。

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トランプ氏の支持率は下降傾向がみられ、特に経済に関してそれが顕著になっている。ギャラップの調査では、1月の就任時の支持率は47%だった。
最近のロイター/イプソスの世論調査でも、トランプ氏の支持率は43%で、就任日の47%より下がっている。同じ世論調査では、経済に関して仕事ぶりを良いと評価したのは37%にとどまり、就任式の42%と比べても低かった。
今月初めには、トランプ氏がホワイトハウスに戻ってから最大規模となる抗議デモが、全50州の計1200カ所で開かれた。規模としては19日のデモを上回っていた。








