プーチン大統領、年末の大規模記者会見を取りやめ ここ10年で初

Russian President Vladimir Putin speaks during his year-end press conference on 23 December 2021

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画像説明, 2021年12月23日に開かれた記者会見の様子
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ロシア政府は12日、ウラジーミル・プーチン大統領が今年、年末恒例となっていた大規模な記者会見を行わないと発表した。ここ10年で初となる。

ドミトリー・ペスコフ報道官は記者団に対し、「大規模な記者会見は新年の前には行われない」と述べた。

一方で、プーチン氏はメディアと話す別の方法を見つけるはずだと説明。「大統領は定期的にそうしている」と強調した。

記者会見中止の理由は明らかにされなかったが、ロシアではこのところ、ウクライナ侵攻を決めたプーチン氏の判断について、国民の間に不満の声があがっている。

ロシア軍は侵攻開始以降、数々の手痛い撤退を余儀なくされている。

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プーチン大統領は過去10年、国内外の記者数十人を招き、慎重に演出された年次記者会見を開いていた。恒例のこの会見は数時間にも及んだ。

国営テレビで中継されるこの会見は、内容があらかじめ慎重に決められ、プーチン氏はロシアの一般市民と直接関わる指導者として、さまざまな質問に長時間にわたり答えていた。

大統領への質問は、遠隔地の村の道路整備、公の場で自治体職員の解任といった地域的なものから、壮大な地政学的なものまで多岐にわたっていた。

しかし、報道の自由がない中でのこうした会見は、演出された見世物と一緒だと、多くの反体制派の専門家が指摘。親政府派の記者たちが国の最高指導者を引き立たせる、大統領に都合のいい質問をしているだけだと批判していた。

独立系ジャーナリストも数人呼ばれるものの、質問の機会をもらえるとも限らないため、この毎年恒例のイベントがプーチン氏のイメージアップのためのものだという性質は変わらなかったと、反体制派は主張していた。

しかし、プーチン氏がロシアをどのような方向に導こうとしているのか見極める機会として、世界中の政治家がこの会見に注目していた。

昨年の会見では、ウクライナ国境での緊張緩和を求める欧米に対して、ロシアの安全をただちに保証するよう求める発言をしていた。

ロシア政府は6月にも、プーチン氏が電話で国民の質問に次々と答える恒例のテレビ番組を延期。その後、新たな日付は発表されていない。

ロシアの大統領は憲法により、毎年年末までに議会に対して国の情勢を報告する演説を行うことが義務づけられている。ペスコフ報道官は、この件については検討中だと述べた。