クイーンのブライアン・メイ氏「死んでいたかも」 心臓発作を告白
マーク・サヴェージ、BBC音楽記者

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英ロックバンド「クイーン」のギタリスト、ブライアン・メイ氏(72)が心臓発作で病院に緊急搬送されていたことを明かし、「死んでいたかもしれない」と語った。
メイ氏は5月初めに「ちょっとした」心臓発作を起こしたが、手術が必要だと聞かされて「ショックを受けた」と話した。
メイ氏はその数日前にも、ガーデニング中にでん部を負傷して手当てを受けていた。
インスタグラムに「Sheer Heart Attack」という7分にわたる動画を投稿。これはクイーンの3枚目のアルバム名にちなんだもので、突然の心臓発作を意味する。
動画でメイ氏は、「自分はとても健康だと思っていた」と話し、事態を説明した。
「でも検査の結果、動脈が3カ所でうっ血していて、心臓への血液供給が止まる可能性があることが分かった」
メイ氏は動脈を広げるステントを3カ所に挿入する手術を受け、現在は体調も良好だと述べた。
「心臓がとても強くなって退院した。もう少ししたら健康になれると思う」

けがではなく坐骨神経痛と判明
メイ氏は5月初め、ガーデニング中の事故ででん部の筋肉断裂を起こしたとインスタグラムに投稿。だが、その後も「絶え間ない痛み」が続き、後から別の症状だったことが分かったとという。
「この前は筋肉断裂になったと言った。そう診断されたし、変なガーデニング事故だと思っていた。(中略)でも実際は違った」
「1週間たっても苦痛が続いていた。本当に苦しかった。思わず飛び上がりそうなほどの痛みで、信じられなかった。周りにも『筋肉断裂ではそんな痛みにはならない』と言われたから、もう一度MRI(磁気共鳴断層撮影)検査を受けた」
「この時は腰の辺りを撮って、その結果、かなり深刻な坐骨神経痛だと診断された。背中にずっとねじを入れられているような感覚だったのはそのためだ。本当につらかった」
「それでやっと、本来の治療が始まった。10日間も違う場所に氷のうを当てていたことになる」
「それがこの件についての話で、快方に向かっている(中略)でも、もうひとつの話はもっと奇妙で、もっと衝撃的だった」
その後、胸の痛みも
メイ氏は、「みんなが『血圧も心拍数も素晴らしい』と言うし、運動して、自転車にも乗って、健康的な食生活で、脂肪もそんなにない」とし、それまで「自分は健康だと思っていた」と語った。
「でも背中が痛いと思っていた矢先に、小さな心臓発作を起こした」
「何かひどいことが起きたわけじゃなく、40分ほど胸や腕が痛く締め付けられて、汗が出ただけだ」
心臓発作だと思ったメイ氏はかかりつけの医師を呼び、病院へ行って検査を受けたところ、動脈のうっ血が判明したという。
開心手術かステントを入れるかの選択を迫られたメイ氏は後者を選び、すぐに手術を行った。

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メイ氏は最後に、「人生の後半期」に差し掛かった人たちへの教訓になればいいと思って経験を語ったと話した。
「健康な心臓だと思ってもそうじゃないかもしれない。検査をしたほうがいい」
「本当に死に近かったけど、死ななかった。病院から出てこられたし、足のことがなかったら元気いっぱいなのだけど」
クイーンは先に、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルス基金への寄付を募るため、「We Are The Champions(邦題:伝説のチャンピオン)」の新バージョンをリリースしたばかり。
最前線ではたらく医療従事者をたたえて曲名を「You Are The Champions」に変え、ロックダウン中に録音したという。







