チュニジアで大統領が首相解任、議会議長は「クーデター」と非難 背景にはパンデミック対策

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北アフリカのチュニジアで、政府の新型コロナウイルス対策に反発した市民の抗議活動が、政治的混乱を招いている。

カイス・サイード大統領は25日、ヒシェム・メシシ首相を解任し、議会を30日間停止すると発表。憲法に則って一時的に実権を握ると述べた。

しかし、チュニジア議会のラシェド・ガンヌーシ議長はこの動きを、「アラブの春」革命と憲法に対する「クーデター」だと批判。議会の前で座り込みを行っている。

チュニジアは10年前の「アラブの春」革命により民主化を達成したものの、経済危機やパンデミック対策などで、現政権に対する不満が募っていた。

人口1200万人の同国ではすでに1万8000人がCOVID-19で亡くなっており、世界でも特に厳しい死亡率となっている。