アフガニスタン東部で洪水、少なくとも20人死亡 100人以上が行方不明

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アフガニスタン東部で20日、豪雨による鉄砲水が発生し、少なくとも20人が死亡した。行方不明者は100人以上に上っている。同国のイスラム主義勢力タリバンの暫定政権が発表した。
被害が最も大きかったのは、ヌーリスタン州の州都パルン。行方不明者には同市の市長も含まれている。また、この洪水で住民80人以上が負傷した。
タリバン当局は、「深刻な経済的・人的被害」が見込まれるとしている。ソーシャルメディアに投稿された動画には、住宅や店舗、市庁舎がひどく破壊された様子が映っている。
アフガニスタンは、気候変動や、暴風雨や干ばつといった自然災害の影響を最も受けやすい国の一つ。
また、世界で最も貧しい国の一つでもある。数十年にわたる戦争で荒廃し、2021年にはアメリカ主導の有志連合軍が撤退したことで、タリバンが再び実権を握った。
アフガニスタンのNGO「SHPOUL」を率いるアシクラ・サフィ氏はAFP通信に対し、直近の洪水でパルンの「市政は完全に破壊された」と語った。
サフィ氏によると、町中には洪水で流れてきた大きな岩が散乱し、住民たちは適切な装備のないまま、がれきの中を捜索しているという。
タリバンの気象当局は、国内34州のうち10州で、22日まで大雨と洪水が続く恐れがあると警告している。当局は住民に対し、川岸や洪水が起きやすい地域に近づかないよう呼びかけている。
ヌーリスタン州は、緑に覆われた山々や澄んだ川で知られる。2020年には国立公園に指定された。
しかし、ヌーリスタン州やほかの州で森林破壊や違法伐採が進み、大雨の際に地面が雨水を吸収する能力が低下していることで、鉄砲水が深刻さを増していると、複数メディアは報じている。
アフガニスタンでは4月にも、北部地域が豪雨と洪水に見舞われ、少なくとも150人が死亡した。世界食糧計画(WFP)は、死者数は300人超に上ると報告している。

画像提供, Afghan National Disaster Management Authority









