米海軍特殊部隊2人、対フーシ派作戦で行方不明 「死亡とみられる」と米軍

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米海軍の特殊部隊の隊員2人が今月、イエメンの反政府武装勢力フーシ派へと運ばれていたイラン製兵器をソマリア沖で押収した作戦で、行方不明になった。米軍は22日、この2人が死亡したとみられると発表した。
米海軍特殊部隊は今月11日、夜間の作戦で、ソマリア沖を航行していた船に乗り込んだ。
軍当局がAP通信に説明したところでは、この作戦で、ネイサン・ゲイジ・イングラム海軍特殊戦2等兵曹(27)が船籍を示していないダウ船(アラビア海やインド洋の伝統的な帆船)に乗り込もうとしたところ、海に流された。
それを受け、クリストファー・J・チェインバーズ海軍特殊戦1等兵曹(37)が救助しようと、海に入ったという。ダウ船からはその後、兵器が発見された。

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アメリカ、日本、スペインの捜索隊が、海洋と気象の専門家の協力を得て、5万4000平方キロメートルを超える範囲を、空からと海上で10日間捜索した。しかし、発見されなかった。
米中央軍は、2人の遺体の収容に努めているとした。
同軍トップのマイケル・エリック・クリラ司令官は、「私たちは海軍特殊戦の戦士2人の死を悼み、彼らの犠牲と模範的行動を永遠にたたえる」と述べた。
「ネイヴィー・シールズ」と呼ばれる米海軍特殊部隊の隊員は、偵察や秘密作戦などを任務とする。
ジョー・バイデン大統領は22日に声明を発表。「このシールズたちは、私たち国の最も優れた部分を象徴している。仲間のアメリカ人を守るために命をささげた」とした。
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米中央軍は先週、フーシ派に送られる途中だった中距離弾道ミサイルや対艦巡航ミサイルの弾頭、防空システムの部品などを押収したと発表した。
初期の分析では、押収品はフーシ派が紅海を航行する船舶を攻撃するのに使うミサイル用だったとされる。
フーシ派への兵器の供給、販売、移送は、2015年の国連安全保障理事会決議や国際法の違反とみなされている。
フーシ派の攻撃と米英の報復
フーシ派はこれまで、数十隻の船舶を攻撃している。そうした状況で、数百隻の貨物船やタンカーが攻撃を避けようと、アフリカ南端を通る遠回りルートを選んでいる。
イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの戦争が始まって以降、ハマスを支持するフーシ派は、イスラエルとつながりのある船だけを標的にしているとしている。しかし、攻撃した船の中には、イスラエルとの関係がはっきりしないものもある。
アメリカとイギリスが、フーシ派による紅海での船舶攻撃への報復として、イエメン国内のフーシ派拠点を空爆するようになってからは、フーシ派はアメリカとイギリスに関係する船も攻撃している。フーシ派はイエメンの北部および首都サヌア、紅海沿岸を支配している。
米英両国は軍事行動について、フーシ派との衝突を望んでいるのではなく、国際通商のルートを守るためのものだと主張している。









